
「会社の悪口」は8割正しい
コンサルタントが教えるダメな会社の困った病
簡単な打ち合わせに何人も人がついてくる「ずらずら病」、無意味なプレゼンが重んじられる「TED社員」と「お客様上司」。優秀なはずの社員が、なぜ、組織の中でおかしなことになるのか。一見仲良し、実はブラックより危ない企業の実態に迫ります。
●なぜ、入ったときに優秀な人が、組織ではバカになるのか
簡単な打ち合わせに何人も人がついてくる「ずらずら病」、無意味なプレゼンが重んじられる「TED社員」と「お客様上司」。
こんな光景、見たことはないでしょうか?
本当は優秀で入ってきたはずなのに、なぜか、おかしなことになる。
その理由は組織のあり方にもあるのです。
●意外なところに、危険の徴候が!
しかし、この現象「あるある」と言って笑ってはいられません。著者は、コンサルタントとして、「企業が傾く微細な徴候」を見てきました。そのなかには、本書の例にあるような、よく見かける些細なことも、危険な兆候の1つになるのです。よくある現象の根本的な原因を探り、個人での対応法などをまとめました。
ダイヤモンドオンライン180万ビューの人気記事を、大幅加筆して書籍化しています。
■目次:
序章 コンサルタントは組織の何を見ているのか?
CASE1 「ずらずら病」は日本組織の大問題だ
CASE2 感化された“TEDかぶれ病”につける薬
CASE3 「老害役員」が緩やかに導く“組織の死”
CASE4 なぜ“文系”と“理系”は社内対立してしまうのか
CASE5 「ご新規3名様!」と案内する店に明日はない
CASE6 超高学歴“社長の右腕”を迷参謀にした病の元凶
CASE7 「肝入りプロジェクト」がうまくいかない真の理由
CASE8 日本企業を覆う「お金を使えない病」
CASE9 リクルート成長の原動力となった「褒める文化」のリアル
CASE10 職場の「ワイガヤ」は善か悪か