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「死に方」格差社会

富家 孝:著者

満足できる死を迎えるためには

◆「多死社会」を今後迎える日本で、必須の課題である「死に方」

◆団塊世代が後期高齢者になるのは2025年、そこまでに日本人の死に方は大きく変わる。
政府は医療費を抑制するために、病院死から在宅死を奨励。今後8割の人間が自宅で死ぬ時代がやってくる。
しかし、ではどうやって死んだらいいのか? というと、多くの人はわからないまま。

◆嫌な言い方だが、死に方にも「格差」の影がちらついている。
建前的には、死に方にもいい悪いはないはずだが、
誰も実際には不本意な死に方、苦しい死に方、悪い死に方はしたくないはず。
そうした悩みに答え、この時代、どんな死に方ができるのかを検討する!

◆満足できる死を迎えるためには、医療側の論理を論破できる知識を身につけなさい!
はじめに 60代まで現代人は死に対して「不感症」になっている。70代、死が現実感をもって急に立ち現われる。

■目次:
第1章 大きく変わる日本人の「死に方」
第2章 死ぬとはどういうことなのか?
第3章 「老化」と「病気」は違うもの
第4章 ガンで死ぬということについて
第5章 こんな検査・治療は拒否していい
第6章 どうしたら健康で長生きできるか?
第7章 信頼できる医者の探し方、選び方
第8章 「死に方格差」を乗り切るには?
定価:880円(本体800円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2015年8月12日(水)
  • ISBN:978-4-7973-8491-8
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:272
  • 付録:-

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著者紹介

富家孝(ふけたかし)
医師兼ジャーナリスト。1947年、大阪府北河内郡(現鶴見区)に生まれる。1972年東京慈恵会医科大学卒業。病院経営、日本女子体育大学助教授を経て、早稲田大学講師、青山学院大学講師歴任。専門は、医療社会学、生命科学、スポーツ医学。格闘技通としても有名。慈恵医大相撲部総監督(六段)、(財)「体協」公認スポーツドクター、新日本プロレス・コミッションドクター。
主な著書に、『医者しか知らない危険な話』(文春文庫)、『危ないお医者さん』 (SB新書) 、『病気と闘うな 医者と闘え』(光文社)など。これまで、主に医療関係の著書を60冊以上上梓してきた。
自身は心臓カテーテル療法で冠動脈のステント手術を受け、その後2012年に心臓のバイパス手術を受けている。糖尿病は、生活習慣病であるため歩くことを普段から心がけ、薬は飲まずこの病気と付き合っている。

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