名将の条件
監督受難時代に必要な資質
「監督受難」時代に求められる本当の監督とは?
セ弱パ強、シーズン途中の監督解任、
オーナーの現場介入、選手兼任監督、
プレミア12準決勝敗退……。
問題や課題の多い今のプロ野球界に言えることは、 監督の人材不足である。
そもそも監督を育てるような環境が整っておらず、 負けが込むと安易に監督を変えるようでは、
いつまでたっても強いチーム作りは行えない。
このような「監督受難」の時代に監督として必要な資質を、
勝負と人間の機微を熟知した智将・野村克也が語る。
■目次:
第1章 間違いだらけの侍ジャパン監督選び
第2章 12球団に本当の監督がいなくなった
第3章 私が仕えた4人の監督
第4章 監督に求められる資質
第5章 「期待できる人材は若手にはいない」という現実