発売日 2016年11月05日(土)

教養としての「昭和史」集中講義
教科書では語られていない現代への教訓

著者名:井上 寿一(著者)

¥800(税別)

ISBN:
978-4-7973-8839-8
サイズ:
新書/1色
ページ数:
240
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・井上 寿一

井上寿一(いのうえ・としかず)
1956年東京生まれ。学習院大学法学部教授。現在、学習院大学学長。一橋大学社会学部卒、同大学大学院法学研究科博士課程、同大学法学部助手などを経て現職。法学博士。専攻は日本政治外交史。著書に『昭和史の逆説』(新潮新書)、『吉田茂と昭和史』『昭和の戦争』(いずれも講談社現代新書)、『理想だらけの戦時下日本』(ちくま新書)などがある。

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  • 快著!

    5.0
    トド

    理路整然と平易な言葉で自説が展開されている。現代の政治情勢とのアナロジーを交えて歴史を解釈しており、現代人が歴史を学ぶ意義を自ずと得心できる快著。

  • 3.0
    すたっかーと

    まず、本のタイトルは「昭和史」ですが、内容紹介にもあるように「戦前の昭和史」がメインです。戦後はサンフランシスコ講和条約あたりまでなので、その点は注意が必要です。中身に関しては、なるほどと感じる部分が多々あります。ただ、著者が学長であるためかどうかはわかりませんが、あまり突っ込んだことまでは書かれていません。議論が起きそうな手前で終わらせているような気がします。内容は悪くないのでもどかしい感じです。

  • レビュー対象商品: 教養としての「昭和史」集中講義 教科書では語られていない現代への教訓 (SB新書) (新書)

    vatmideo

    私の場合、高校の日本史は明治までしか習いませんでした。それ以降は評価が定まっておらず、大学の入学試験には出題されないという事情もありました。近代史に関する本が面白くなったのは平成になってからという印象があります。やはり昭和天皇がご存命中には評価しにくかったのでしょう。本書は「サイレントマジョリティ」という勢力をキーワードにして、日本人らしい昭和史の流れを示しています。少し無理と感じるところもありましたが、面白い視点であることは確かです。

すべての8レビューを表示

  • 非日常口

    昭和史は現代日本を考える上で基礎であるが、「戦後」と気軽に使う人ほど本書を読むべきだ。二大政党の病理、治安維持法と当時の政党支持層の関係性、ロンドン軍縮会議における英米と日本の信頼関係、五一五事件と二二六事件の背景と当時の国民の受けとめ方の違い、国際連盟脱退の詳細と事実、連合国内部の複雑な利害対立と冷戦への関係性、ABCD包囲網と日支事変や援蒋ルートから大東亜へ向かう本音、抽象化されていく米開戦理由、教科書のカタイ内容を、再度敷衍し、私達が生きた歴史として使えるようになる講義がここにある。 続きを読む

  • 樋口佳之

    山川教科書で学んでいる現役高校生にはいいかも。/軍部支配を擁護するのではありませんが、軍部という存在は、世界的に見ても、ある時期の国家にとって近代化を進めていくための必要悪みたいなところがありました。/必要悪とは便利な言葉だな。自分は使わないと気をつけているし、この言葉使わなくても文意は通せると思う 続きを読む

  • hk

    【あと4回読む本】国民経済というものを補助線として、戦前から戦中戦後までのあらましを解説している好著だ。例えば…5.15事件(犬養首相殺害など)は二大政党が拙い経済政策を連発して不景気が長期化する中で起きたため、当事者たる青年将校に対する助命嘆願運動がなされるほど軍部に対して世論は寛容並びに歓迎の姿勢を見せた。他方2.26事件は高橋是清肝いりの大規模財政出動によって景気が回復基調に乗ったところで勃発したため、「せっかく世の中が安定しつつあるのに水を差すな」と国民から不興を買った……という風に分析していく。 続きを読む

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