母への100の質問状
3度の離婚。離ればなれになった家族。4人の父親。
50歳になった息子が、ずっと聞くことができなかった母の思いと人生を問う。
ドラマ『コドモ警察』『深夜食堂』のプロデューサー森谷雄。
自分の息子が産まれたとき、森谷は「母への100の質問状」を送ることを思いつく。
「母と息子の人生の公約数に自分自身の未来を見出せるかもしれない」
父親となったからこそ聞きたい、母の人生と思い。
どんな気持ちで僕を育てたのか。
家族が離ればなれになったとき、母は何を思っていたのか。
不器用な母と息子だからこそ聞けなかった思いが、少しずつ解き明かされていく……。