
「亡くなった大切な方へ向けて、生前伝えられなかった想いを“手紙”として記すこと で、悲しみを乗り越えるきっかけになれば」という願いのもと、2008年より毎年実施し ている作文募集の取り組み。本書は、第8回の入賞作品「お父さんは愛の人」を元に、パラパラマンガ化を鉄拳に打診。先行して公開されたYouTubeの動画はTVなど多数のメディアに取り上げられ、話題を巻き起こし、100万PVを超えた。

全国の読者から、感想が次々と届いています。誰の心にもある「もしもあのとき言えたら…」という想いを見事に描き切った感動作です。

「お父さん、覚えとう?」 この物語は、どうしても つたえたかった 「心の手紙」から生まれましたーー。

なんでもない日常こそが かけがえのない 時間であったと。

手紙の持つ力を借りて それをみなさまに おつたえすることは できないだろうか―――
「つたえたい、心の手紙」は 生きているわたしたちに 教えてくれます。

手紙は本来、個人的なものです。 しかし、これを読むあなたは 自分自身と重ね合わせながら 言葉を受け止めることでしょう。