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人工知能に哲学を教えたら

岡本 裕一朗:著者

「使える哲学」とはなにか?
AIロボット、ドローン、自動運転。シンギュラリティの恐怖も叫ばれる中、いよいよ活気づいてきた人工知能の世界。アメリカではすでにUberによるタクシーの自動運転が実践化されているといいます。しかし、一方でAIが紛争や殺人に使われる懸念があるなど、モラルや倫理がは追いついていない状況に見えます。
果たして、「合理的で」「最適な」答えを出す、人工知能にどうすれば「考え方」を与えられるのか。

本書では、哲学だけでなく、テクノロジーやITまで幅広い分野に造詣の深い岡本先生に、「人工知能に哲学を教える」という設定のもと、「究極な問い」を立てながら、哲学はそれにどうこたえるか…の考え方を提示いただきます。話題の人工知能と哲学を掛け合わせることで、「哲学のおもしろさ」を味わってもらえる1冊です。

定価:902円(本体820円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年9月6日(木)
  • ISBN:978-4-7973-9261-6
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:256
  • 付録:-

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著者紹介

岡本裕一朗 先生
1954年、福岡に生まれる。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。九州大学文学部助手を経て、現在は玉川大学文学部教授。西洋の近現代思想を専門とするが、興味関心は幅広く、領域横断的な研究をしている。著書に、「フランス現代思想史―構造主義からデリダ以後へ」(中公新書)、「思考実験―世界と哲学をつなぐ75問」(ちくま新書)、「12歳からの現代思想」(ちくま新書)など多数。

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