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日本人が知らされてこなかった「江戸」

原田 伊織:著者

世界が認める「徳川日本」の社会と精神

◆ベストセラー『明治維新という過ち』の著者が解き明かす、
明治近代が貶めた「江戸」の価値!

◆日本人なのに江戸を知らない!?
・日本人を輸出したキリシタン
・幕府は鎖国などしていなかった!
・派遣、アルバイトで成立していた大名行列
・江戸~京都約3日! 超特急の飛脚たち

◆世界が学ぶ江戸のエッセンス
今日私たちが「伝統文化」と呼んでいるものの多くは、江戸期に完成されている。それらが失われつつある現在、むしろ外国人によって日本の美点、江戸のすごさが発見されてきた。近代工業社会や資本主義の行き詰まりに対して、世界が期待するのは江戸の持続可能性やそれを実現できる価値観だ。日本人は明治近代が江戸という時代を強く否定したせいで、自らの歴史を正しく知らずにいる。土中深く埋め去られた江戸を掘り起こす!

世界でも最長にわたる平和な時代を維持した江戸――その高度な社会システムとオリジナリティに満ちた精神文化の由来を知る!

■目次:
第一章 江戸の価値観
第二章 確固とした時代のコンセプト
第三章 幕藩体制という大名連合
第四章 鎖国をしていなかった江戸時代
第五章 整備された国内ネットワーク
第六章 江戸の人口と災害
第七章 持続可能な江戸社会

定価:880円(本体800円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年3月6日(火)
  • ISBN:978-4-7973-9272-2
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:256
  • 付録:-

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著者紹介

原田 伊織(はらだ・いおり)
作家。歴史評論家。1946年京都生まれ。近江・浅井領内佐和山城下で幼少期を過ごし、彦根藩藩校弘道館の流れをくむ彦根東高等学校を経て、大阪外語大卒。2005年『夏が逝く瞬間(とき)』(河出書房新社)で作家デビュー。『明治維新という過ち』が歴史書としては異例の大ヒット作となり、話題となる。
主な著書に『明治維新という過ち』(毎日ワンズ・講談社)、『大西郷という虚像』、『明治維新 司馬史観という過ち』(共に悟空出版)、『三流の維新 一流の江戸』(ダイヤモンド社)、『官賊に恭順せず 新撰組土方歳三という生き方』(KADOKAWA)、『原田伊織の晴耕雨読な日々【新版】 墓場まであと何里?』(毎日ワンズ)など。

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