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Google流 疲れない働き方

ピョートル・フェリークス・グジバチ:著者

●グーグルは、「社員の体調・メンタルの管理」も先進的!
「いつも10倍の成果をめざす」「優秀な人も多く競争も激しい」など、実際には心理的なストレスも多そうなグーグル社ではありますが、その分、会社も「社員がストレスをためない取り組み」を多くやっています そうしたグーグルの取り組みから、個人でもマネできるもの、などを中心に紹介します。

●「疲れる組織」と「疲れない組織」は何が違う?
日本の会社は「疲れる組織」「疲れる働き方」が多い。いくら健康体でいても、組織が「疲れる組織」であれば、元も子もありません。ご自身がマネジャー・リーダーであっても、一般の社員であってもできる、「疲れない組織」にする方法も紹介していきます。

■目次:
序章 なぜ、毎日疲れるだけで、成果も上がらないのか
1章 3倍の成果を出すための「集中力」と仕事のマネジメント
2章 疲れる組織と疲れない組織
3章 確実に自分をチャージする食事・睡眠・運動の習慣
4章 疲れない働き方

定価:1,540円(本体1,400円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年3月10日(土)
  • ISBN:978-4-7973-9536-5
  • サイズ:四六/1色
  • ページ数:240
  • 付録:-

本書ではグーグルで学んだ「疲れない働き方」と、日本の企業を見て感じている「日本の組織で疲れずに成果を上げていくにはどうしたらいいか」といったことをもとに、皆さんが明日からでも効果を実感できる考え方や方法を紹介します。

「東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査」です。調査対象者の7割は一晩寝ても疲れがとれない、6割は「リラックスしようとしてもできない」過緊張状態にあるという結果になっています。「疲れている」から、成果が出ないのです。仕事で重要なのは、付加価値、アウトプットがいかに大きいかであって、どれだけ長時間職場にいたかではありません。

スプリントとは、ずっと仕事を続けるのではなく、ある仕事について集中する時間を決めて作業を行ない、そのあとはしっかり休息をとるという、メリハリのある働き方のことです。その90分に集中するためには、
・メールを見ない
・必要なものはすべて揃えておく
・その作業の目標と最低限のアウトプットを決めておく
・90分で行なうタスクを細切れにしておく
ことです。

職場での仕事に限らず、趣味や何かの作業に没頭していて、気づくと何時間も経っていた。そんな経験をしたことは誰にでもあるでしょう。この状態のことを、心理学用語で「フロー」と呼びます。意識が最適化されて最高のパフォーマンスを発揮できるようになり、同時に心の充実感を感じられる。1日1時間30分、フロー状態に入ることができれば、「仕事の生産性は2倍に上がる」とスティーブン・コトラー博士は述べています。

外食となると炭水化物がどうしても多くなってしまい、栄養バランスまで考えている余裕がなくなってしまうのはよくわかります。そこで、食事の栄養バランスを1食単位で考えないようにします。忙しくて、炭水化物が多めの食事をしてしまったら、次にとる食事で魚や肉、野菜をしっかり食べてバランスを取り戻せばいいのです。

自分に問いかけることは大事です。自分自身では気づかないかもしれませんが、人は毎日成長しています。それが1%程度の成長でも、それを認識できれば、1年で3800%に近い成長に積み上がります。その自分に自信を持てれば、未来も描けるようになります。小さな成長に気づいて、自分自身を認めてあげてください。

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著者紹介

ピョートル・フェリークス・グジバチ
ポーランド生まれ。ドイツ、オランダ、アメリカで暮らした後、2000年に来日。2002年よりベルリッツにてグローバルビジネスソリューション部門アジアパシフィック責任者を経て、2006年よりモルガン・スタンレーにてラーニング&ディベロップメントヴァイスプレジデント、2011年よりグーグルにて、アジアパシフィックでのピープルディベロップメント、さらに2014年からは、グローバルでのラーニング・ストラテジーに携わり、人材育成と組織開発、リーダーシップ開発などの分野で活躍。合気道も行う。

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