発売日 2019年03月06日(水)

未来のセックス年表
2019-2050年

著者名:坂爪真吾(著者) 奥浩哉(イラスト)

¥800(税別)

ISBN:
978-4-7973-9926-4
サイズ:
新書
ページ数:
224
付録・付属:
-

購入する

全国の書店、または以下のネット書店よりご購入ください。

※書店によって在庫の無い場合、お取扱いの無い場合があります。予めご了承ください。
※各ネット書店での詳しいご購入方法は、各サイトにてご確認ください。

紙版を購入

電子版を購入

著者紹介

著者・坂爪真吾

イラスト・奥浩哉

1981年新潟市生まれ。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。東京大学文学部卒。新しい「性の公共」を作る、という理念の下、重度身体障がい者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。2014年社会貢献者表彰、2015年新潟人間力大賞グランプリ受賞。著書に『「身体を売る彼女たち」の事情』、『性風俗のいびつな現場』(ともにちくま新書)、『パパ活の社会学』(光文社新書)など。

Twitter

  • すぐれたSF

    5.0
    CMYK

    飛浩隆の作品に通じる問題意識が、社会学者としてのフィールドワークに裏付けられた説得力と、意外なまでのセンスオブワンダーと融合して語られる近未来SF。予測しうるテックの発展、公的な人口動態予測を用いた数字、民族誌的な風俗取材の聞き込みがいずれもシュアなものなのに、それを「えいや」で組み合わせたときに何が生み出されるか、という思考実験としてとてもおもしろい。そのある種乱暴な手付きを披露できるところは、筆者の勇気だ。一方年代が遠くなると予測の論旨が粗くなってくるのは、逆にリアリティというか誠実さがある。

  • 5.0
    inori

    abema TVの特集で取り上げられていた為に興味を持ち購入。SFのようなキャッチーなタイトル。セックス×年表とは…このテーマを、さらに年表にするのは勇気のいること。著者の坂爪氏は真摯な物腰なのが 放送されていた番組と書籍の文面から伺える。あくまでも未来予測なので可能な限りを尽くしたら、年代毎に内容の充実度に多少の粗さが出るのは自然な事なのかも知れない。Vtuber由宇霧さんなど、近年活躍されてる人をこの書籍を通して知れたのは良かった。今はピンと来ないかも知れなくとも、間も無くやってくるであろう未来に対して、自分ならどのように反応・対応するか心づもりをしておくにも良い書だと思う。未知をおそれるよりも多様性を受け入れてどう自らを充実と創造に向かわせるかだ。

  • セックスってなんだっけ?

    5.0
    bluecloud

    面倒くさいことは、やらないし、やりたくない。汚いものには触りたくない。病気になりたくない。疲れたくない。束縛されたくない。でも、快感は欲しい。近い将来、その答えは出る。セックスロボットが、VRが、ARが、それを満たしてくれる。だけどその時改めて人類に突きつけられる問題、「セックスってなんだっけ?」誰が、この問に明快に答えられるかしら。恋愛ってなんだっけ?ジェラシーってなんだっけ?なんのわだかまりも疲労も達成感も無く、快楽のみが得られるようになれば、セックスが単なる生殖行為としてのみ位置づけされる時代になるのかもしれない。それがいいことのかどうかは、僕などにはわからない。テクノロジーの進化で、セックスデバイスはどんどんリアルさを増し、もはや現実か仮想かなど考えることすら無意味な境地へと向かう。しかし、本書の対談で語られているように、「そもそも僕らはビデオテープの画質でも満足していた。それがHDになって、4Kから8Kになっても、観ている内容は同じ。画質が上がれば満足度が上がるかといえば、そうでもない。技術的に表現可能であっても、みんなが使うとは限らない」のは間違いない。セックスって、なんだっけ?そんなことを、大真面目に考えて、討論しなければ、誰もその意味すら説明しえない時代が来るのは、遠い未来じゃないのかも。そんなことを考えさせられる本でした。坂爪氏は長いこと「性の公共」について研究しており、この本は今までの研究による仮説の集大成的要素が詰まった本でもある。1回読んでもよくわからないが、2、3回読むとちょっと分かってきたような気になる。「性」は人間の根幹に関わる問題で、そうそう簡単に結論は出ない。僕は、真実を握りしめたい。

すべての5レビューを表示

  • なかしー

    今でさえネットやポルノの発達によって「男性劣化社会」」のような本が出ていると言うのに、今後バーチャルな疑似体験出来るツールがふえてしまうと更に実際の性体験に対する関心がなくなってしまうのではないかと心配になる。 続きを読む

  • 活字スキー

    平成から令和へ、新たな時代の幕開けに相応しく未来を(主に性風俗からの観点で)考えさせられるものをチョイスしてみた。「性の公共」を模索するNPOホワイトハンズの代表を務める坂爪さんらしい、性風俗の現場から得た知見が活かされた未来予測。AIやVR等のテクノロジーの進化は、少子高齢化や晩婚晩産化の進む社会にどんなインパクトを与えるのだろうか。トピックひとつひとつの掘り下げ方はやや物足りないが、個人的にも社会的にも色々考えてみるきっかけには良いと思う。 続きを読む

  • としP

    圭吾くんのお兄ちゃんの本、2冊目。タイトルで俄然興味が惹かれた(笑) アダルトVRとか結構興味をそそるね。利用者にどれだけ没入感を提供できるようになるか、今後の大きなポイントだね。同性婚が認められるのが2038年としているけど、個人的にはもっと早く実現できると思う。 続きを読む

すべてのレビューを読む