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日本の貧困女子

中村淳彦:著者

<都市vs地方> 女子大生、人妻、JK……「カラダを売る女たち」のいまに迫る!

「日本はもはや後進国である」
最底辺に生きる女性たちの現状とは

25歳。茨城県某市。母親から依存され、金銭的要求がとまらずに
42歳。埼玉県北部。「私、子どもを虐待しているかもしれません」
29歳、看護師。栃木県。中学2年生のときに、父親と
17歳。群馬県太田市。親権を切られ知人の中年男性と暮らす
20歳。島根県から上京。1日18時間労働させられて精神疾患に
32歳。沖縄。末期がんになっても、風俗を続ける理由は、家族に迷惑をかけたくないから

働く単身女性の3人に1人が貧困状態といわれる。そこから家族、地域、制度の三つの縁をなくした女性たちが最貧困女子に落ちていく。
都心に比べ地方の女性たちはその三つの縁が保たれていることから、そんな境遇に陥ることは比較的少ないといわれているが、それは果たして本当か。
地方消滅が叫ばれ、都会以上に貧困化が進む地方において、彼女たちが孤立に陥ったときどんな現実が待っているのか。

地方の底辺で生きる最貧困女子の性にまつわるルポタージュからあぶりだす。

定価:957円(本体870円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2019年11月6日(水)
  • ISBN:978-4-8156-0123-2
  • サイズ:新書
  • ページ数:272
  • 付録:-

著者紹介

著者・中村淳彦

ノンフィクションライター。代表作に「名前のない女たち」シリーズがあり、劇場映画化もされる。高齢者デイサービスセンターを運営していたが手を引き、現在はノンフィクション、ルポルタージュを執筆。著書に『東京貧困女子。』(東洋経済新報社)、『職業としてのAV女優』『ルポ 中年童貞』(ともに幻冬舎新書)、『崩壊する介護現場』(ベスト新書)、『ワタミ・渡邉美樹 日本を崩壊させるブラックモンスター』(コア新書)、『日本の風俗嬢』(新潮新書),『女子大生風俗嬢』(朝日新書)、『熟年売春』(ミリオン出版)など多数。

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