発売日 2019年12月06日(金)

裁判官失格
――法と正義の間(はざま)で揺れ動く葛藤

著者名:高橋隆一(著者)

¥830(税別)

ISBN:
978-4-8156-0317-5
サイズ:
新書
ページ数:
192
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・高橋隆一

東京都生まれ浅草育ち。早稲田大学法学部卒業。 1975年に裁判官任官後、31年間の長年にわたり民事・刑事・家事・少年という多種多様な事件を担当。2006年3月千葉家裁少年部部長裁判官を最後に退官。その後、2006年4月遺言や離婚契約の公正証書の作成などに携わる公証人になる。2016年8月退職。趣味は昆虫採集、登山、スキー、陶芸等。 現在 弁護士(東京弁護士会所属)。

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  • 「普通」の裁判官による回顧録

    4.0
    tomita315

    元裁判官が、裁判および裁判官の実態について述べたもの。最高裁の裁判官でもなく、問題裁判官でもない、いわゆる「普通」に裁判官を務めた先生によるものであり、多少、裁判所のあり方を批判する部分もあるが、実直に過去の事実とそれに対する考えが述べられている。重大事件の初期にあたるとラッキーと思う(判決を書くまでに異動があるため)、まともな判決は書けても月5本が6本、休みが取れるから裁判所に任官したなど、正直に記載しすぎているところが面白い。100人のうち1人でも伝わればという思いで説諭をする、薬物の初犯はむしろ執行猶予つけない方が効果あるのでは、などの点は大いに納得。著者の誠実な人柄が伝わってきます。

  • 観察力

    5.0
    ゴルフ13

    著者略歴欄に、趣味は昆虫採集、登山、スキー、陶芸等とあり、本文中に、カメラも記載されている。つまり、著者は実に観察が好きであり、大変な旅行家であることがうかがわれ、法律外の見聞の広かったことがわかる。こうしてたびたびの裁判毎に終始注意深く、ピンセットでつまむような観察を行うように事件に臨み、どうかすると一部の法律家の陥りやすい、自分自身の観察による現実よりも法律を重んじるということはなく、常に目と心を開いてよく事件を見ているということが種々の記述に現れている。もちろん判決の中には完全とはいわれず、著者自身が、明らかに認めている欠点もある。そうしてそこから出発して反省を引き出している。裁判に限らず、ビジネスの世界でも、過ちに陥ることを避ける上で、細心の観察力を訓練していくことが必要であり、その観点から、本書は、ビジネスマンにとっても示唆に富んでいる。

  • タイトルは失敗

    4.0
    TN

    裁判官を失格したエピソードはありません。

すべての9つのレビューを表示

  • Tomomi Yazaki

    これは、元裁判官が現役中は言えなかった本音や裏話を大胆に文章にした本である。死刑確実だった凶悪犯が、何故か及び腰の検察が無期懲役を求刑してしまった馬鹿な話や、自分が裁く裁判中に原告が被告に殺害されたかも知れないのに、原告不在で裁判が中止になった話など、耳を疑う事実が綴られている。犯罪を知りつつ見逃すのは明らかに公務員法違反だが、今となっては時効となり、捕まらないことを知りつつ本にしているのでしょう。こんな裁判官ばかりじゃないと信じたいけど、こんな人が人を裁いていたと思うと、空恐ろしくなります。 続きを読む

  • みこ

    読み物としてはまあまあ楽しめたけど、以前読んだ中山裕次郎氏の「医師の本音」と比べると、あちらが現代及び今後の医療問題にまで言及していたのに対してこっちは只の裏話に終始していた感じ。それ以上でもそれ以下でもない評価。 続きを読む

  • DEE

    普通に生活していればなかなか接することのない裁判官と、知られていない仕事内容。 その本音や実情が語られている。 裁判官も人間なので間違えもすれば常に流されそうになることもある。でもあくまでも遵守すべきは法であるという揺るぎない姿勢が求められる。 なかなか大変な仕事だけど、関わらないに越したことはないかな。 続きを読む

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