発売日 2020年01月07日(火)

ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない
わたしの家は「ふつう」じゃない

著者名:大塚玲子(著者)

¥830(税別)

ISBN:
978-4-8156-0424-0
サイズ:
新書
ページ数:
200
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・大塚玲子

大塚玲子(おおつか・れいこ)
「定形外かぞく(家族のダイバーシティ)」代表。出版社、編集プロダクションを経て、ノンフィクションライターとして活動中。PTAなどの保護者組織や、多様化する家族を取材・執筆。これからのPTAのあり方や改善方法、多様な家族のあり方等について講演活動にも力を入れる。

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  • 無理して「ふつう」にしなくていいんじゃない?

    5.0
    yukky

    「ふつう」な家庭に育ったつもりの私も、著者と同じように子連れ離婚をするときは「ふつう=定形」外になることにものすごい恐怖がありましたので、「はじめに」部分でかなり共感し、うるうるしました。ですが、シングル子育てをしていく中で、自分のケース以外にも定形外家族があるということを知り、自分の思い込みの枠が狭かったことに気づきましたし、何より子どもたちがありのままの環境を受け入れ、ニコニコ育っていることから、「子どもには、ふつうか、ふつうじゃないかよりも、親がニコニコしてきちんと伝えるべきことを伝えて、隠し事をせず安心安全に暮らせるかどうか」の方がよほど大切だと子どもたちから教えられました。本書でも「隠さない」ことの重要性に何度も触れられています。再婚時には、著者の『オトナ婚です、わたしたち: 十人十色のつがい方』を読んだことで、「こんな結婚(かぞく)があってもいいじゃない」ということを知って視野を広げて「かぞく」を柔軟にとらえることができ、無事に「我が家のカタチ」のステップファミリーを歩み始めることができました。感謝しています。人生にはいろいろ定形外のことが起こり得ります。その際、この本の存在が、多くの定型外家族の人と、定形なんだけど幸せじゃない人たちの心の救いになりますように。著者のルポ力ももちろんですが、取材に協力して辛かった体験をシェアしてくださった皆さまに感謝いたします。自分ができることとしては、まずは自分の家族、子どもの心から、きちんとくみ取っていきたいと思います。

  • 複数の家族の例を集めてはいる

    3.0
    ともちゃん

    複数の家族が子供目線でつづられており、子供の辛い状況を理解してもらいたい、という著者の優しさを感じる。だが全体に、一方的な視点からしか見ておらず、それが全てだと言う著者の決めつけを感じる。

  • 著者の眼差しのあたたかさ

    5.0
    Angera

    一見読み物風でさらっと読めてしまうのですが、辛い境遇のケースもあります。政府が標榜する「標準家庭」ばかりでなはいことが、よくわかります。なにより、「すべてのひとに幸せになってほしい」という著者の願いを強く感じました。

すべての5つのレビューを表示

  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない。大塚玲子先生。定型家族、ふつうの家、そんな枠組みは現代社会に合っていません。配偶者間人工授精、非配偶者間人工授精、夫婦別姓、シングルマザーやシングルファーザー、養子縁組、精神疾患や虐待、LGBTなんていまや定形外でもなんでもなくて普通のこと。夫婦別姓や非婚家族のような定形外家族やふつうの家という言葉自体が早くなくなる社会になるべきです。 続きを読む

  • まゆまゆ

    ふつうと違う形の家族は、不幸せ……という社会的通念が未だに蔓延る日本社会。みんなが普通を目指す社会よりも、普通ではなくても大丈夫な社会を目指すべき、としてマイノリティ家族の状況を紹介していく内容。子どもは親を選べないのだから、子どもがどう感じるかを一番に考えて行動することが求められるのは、普通かどうかは関係なく親に求められる大原則になるのはそのとおりと思う。 続きを読む

  • いまぷ@神戸元町コネクトロン

    ふつう=多数派のように解されがちだけど、家族のふつうは多数派ではなくて戸籍制度的に望ましいもの。お国の望む家を構成する要素として家父長制とかが確立されたのは明治時代。一億総中流とかホワイトカラー化とか言われたけど統計的にはブルーカラーも1次産業従事者も両親が揃ってない家の比率も実は高かったと知って、国の思惑の「ふつう」に右往左往させられるのってバカみたい、と思ったのは何年前だったか。家族とは港。自分がここちよければ「ふつう」である必要などない。無理に枠に押し込めてきたことがほころんで色んな問題が起きている 続きを読む

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