新しい日本人論
その「強み」と「弱み」
日本、中国、米国の視点から日本の「強み」と「弱み」を分析。
新しい時代の日本の在り方についての指針を論じていく。
令和という新しい時代を迎えた日本だが、グローバル化がますます進展するなかで、日本を取り巻く国際関係は、かつてないほどに緊張感をましている。米中の貿易戦争や香港デモ、日韓問題、英国によるEU離脱、巨大IT企業による個人情報の独占など。
国家間の距離が縮まっていくからこそ、日本人がいかに、日本人としてのアイデンティティを形成していくかが、今後重要になってくる。本書では日本の文化に根差したアイデンティティとは何かを、比較文化論的な視点から論じていく。
<目次>
第1章 岐路に立つ日本文化――日本人が失ってしまった「宝」
第2章 日本の「国体」と天皇のあるべき姿
第3章 古いものと新しいものが共存させる強み
第4章 混迷する世界を解決できる日本人の持つ力とは
第5章 和の力で実現するジャパンファースト