SBクリエイティブ

転職2.0

村上 臣:著者

日本人のキャリアの新・ルール

「中田敦彦のYouTube大学」で紹介!
オリエンタルラジオ中田敦彦さん、大絶賛!

キャリアの常識は180度変わった。
今すぐ、転職のOSをアップデートせよ!

〝キャリアのオピニオンリーダー″として、いまメディア最注目!
米国・〝働き方″の最前線企業・LinkedIn日本トップの著者が、
「望み通りのキャリア」を手にするための、これからの転職の新ルールを指南する。

欧米型の雇用に変わるこれからの日本を生き抜く唯一の書、登場!

「今の仕事にやりがいはあるけど、上司とのそりが合わない……」
「会社の方針に疑問を感じてきたけど、転職して次の会社がブラックだったらどうしよう……」
「給料はいいし将来安泰な会社だけど、裁量が少なくてやりがいがない……」

やりがい、年収、人間関係、ワークライフバランス、会社の将来性、働く環境……。
何かを得ると何かを失う。転職とは〝トレードオフ″なもの。
何かを妥協しながら働くのが当たり前。

それがかつてのキャリアの常識だった。

しかし、新しいメガトレンドの登場によって、日本人を取り巻く環境は大きく変わった。
そんな新時代には、「正しい転職の価値観」と「正しい転職の方法論」を知れば、これまでの経歴に関係なく誰もが〝我慢しない自由な働き方″を手にすることができるのだ。

それを実現するのが本書で提唱する「転職2.0」。
転職のOSをアップデートすれば、
やりがい、年収、人間関係、ワークライフバランス、会社の将来性、働く環境……すべて同時に手に入れられる。

本書は、今起こっているメガトレンドを読み解き、
新時代に求められる5つの転職の思考・行動様式を、
「転職1.0(旧型のキャリアの価値観)」から「転職2.0(新型のキャリアの価値観)」へのシフトという形で解説する。

★「転職1.0」から「転職2.0」へ

・【キーコンセプト1目的】:「1回の転職の成功」→「自己の市場価値最大化」
・【キーコンセプト2行動】:「情報収集」→「タグ付けと発信」
・【キーコンセプト3考え方】:「スキル思考」→「ポジション思考」
・【キーコンセプト4価値基準】:「会社で仕事を選ぶ」→「シナジーで仕事を選ぶ」
・【キーコンセプト5人間関係】:「人脈づくり」→「ネットワークづくり」

【CONTENTS】

はじめに キャリアの常識が180度変わった
・我慢しながら働く時代はもう終わった
・転職のOSをアップデートし、「望み通りのキャリア」を手にする
・転職には方法論がある

第1章 望み通りのキャリアを手にする「転職2.0」とは?

誰もが‶我慢しない働き方〟が手に入る時代
・転職のOSをアップデートせよ
【キーコンセプト①目的】転職は自分の市場価値を高める「手段」と考える
転職1.0:「1回の転職での成功」を目的とする
転職2.0:転職を「自己の市場価値最大化のための手段」と考える

・市場価値向上に最もインパクトを与えるのが「転職」
【キーコンセプト②行動】「タグ付け」で自分の希少価値を高める
転職1.0:「情報収集」をする
転職2.0:「タグ付けと発信」をする

・市場価値を高める=タグ付け
【キーコンセプト③考え方】目指すポジションから逆算してキャリアを考える
転職1.0:「スキル思考」で考える
転職2.0:「ポジション思考」で考える

・スキル思考が長いと1つの会社から動けなくなる
【キーコンセプト④価値基準】「シナジー」を基準に仕事を選ぶ
転職1.0:仕事を「会社」で選ぶ
転職2.0:仕事を「シナジー」で選ぶ

・シナジーがあなたの能力をアップさせ、市場価値を最大にする
【キーコンセプト⑤人間関係】広くゆるいつながりをつくる
転職1.0:「人脈づくり」をする
転職2.0:「ネットワークづくり」をする

・大きく市場価値が高まるのは「別のつながり」に移るとき
【特長①】やりがい、年収、人間関係、ワークライフバランス……すべて同時に手に入る
・望み通りのキャリアは、「一生生き残り続けられること」でもある
【特長②】実績・強み・やりたいことがない人でもできる
・大学、会社のネームバリューにはもう価値がない

第2章 自己を知る――「情報収集」から「タグ付けと発信」へ①

強み・実績・やりたいことがない人でも自分の市場価値を知る方法
・強みや適性を知る=自己の‶タグ〟を明らかにすること
【タグ付けフレームワーク①】:分解
・[分解1]レジュメを更新せよ
・[分解2]自分の職種をコンピテンシーに分解する
【タグ付けフレームワーク②】:解放
・[解放1]他己紹介からヒントを得る
・[解放2]転職を考えていなくても、一度市場に出てみる
タグは発信してこそ意味がある
・タグは市場に「認知してもらう」ことで、キャリアにさらに有利に働く

第3章 自己を高める――「情報収集」から「タグ付けと発信」へ②

市場価値向上=「すでに持っているタグ」×「新しいタグ」
・一直線上のキャリアアップでは、いつか賞味期限を迎えてしまう
【STEP①】どんなタグと掛け合わせるか
・[市場価値を高めるタグ1]既に持っているタグと離れたタグ
・[市場価値を高めるタグ2]新しい職種に付随するタグ
【STEP②】どうやってそのタグを手に入れるか?
・[タグ入手法1]現業でタグが手に入る仕事を得る
・[タグ入手法2]そのタグが手に入る仕事に転職する
スキルのタグを高める方法
・英語のタグはまだまだ需要がある

第4章 業界を見極める――「スキル思考」から「ポジション思考」へ

【業界選びフレームワーク①】:業界の固定
・[STEP1]業界を固定する
・[STEP2]市場価値が高まるタグが得られるポジションを選ぶ
【業界選びフレームワーク②】:ポジションの固定
・[STEP1]ポジションを固定する
・[STEP2]市場価値が高まるタグが得られる業界を選ぶ
どのポジションが熱いのかを知る
・定期的に求人情報を検索する
どの業界が伸びるのかを知る
・業界1位の会社の有価証券報告書のサマリーだけ読めばいい

第5章 会社を見極める――仕事は「会社」でなく「シナジー」で選ぶ

シナジーによる会社選び
・仕事を会社で選ぶと、次の転職の可能性を極端に狭める
シナジーが得られる会社とは何か
・カルチャーフィットを重視する
受ける会社が決まったら……
・プレゼンの仕方次第で、あなたのキャリアは何倍にも魅力的になる
転職先が決まったら……
・内定後に本当に転職するかためらいが生まれたら……

第6章 広くゆるいつながりをつくる――「人脈づくり」から「ネットワークづくり」へ

これまでの転職になかった新しい概念
・これからは誰もが4回は転職を経験する時代
ネットワークづくりがあなたの働き方を180度変える
・ネットワークは転職以外にもチャンスをもたらす

第7章 転職を考えることは人生を考えること

「仕事選びとは何かを妥協するもの」はもう過去の常識
・なぜアメリカ企業には、我慢しながら働く人がいないのか
改めて問う、あなたは「我慢する働き方」を続けるか?
・「いい会社」の基準が変わる

定価:1,760円(本体1,600円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2021年4月2日(金)
  • ISBN:978-4-8156-0803-3
  • サイズ:46判
  • ページ数:296
  • 付録:-

終身雇用を前提とした日本型雇用は崩壊を迎えつつあり、徐々にジョブ型雇用(営業職、経理職などの職種を特定して採用する方法)が増加しています。
つまり、日本も欧米型の雇用に近づきつつあるということです。そのような中、アメリカの人材系ビジネスの最前線を走るリンクトインの日本代表として、日本のビジネスパーソンがこれから迎える激動の雇用環境を生き抜くための「最先端のキャリア・働き方の情報」を日本に届けるのが私のミッションです。(中略)
そのような自分でキャリアを選べる時代に、実際に望み通りのキャリアを手にするためには、キャリアに対する考え方のOSを根本的に入れ替え、「転職1.0」から「転職2.0」にアップデートする必要があります。そのような新しい転職のパラダイムを提示するのが本書の目的です。
(「はじめに」より抜粋・一部改訂)

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著者紹介

著者・村上 臣

LinkedIn(リンクトイン)日本代表
青山学院大学理工学部物理学科卒業。大学在学中に現・ヤフーCEO 川邊健太郎らとともに有限会社電脳隊を設立。日本のインターネット普及に貢献する。
2000 年にその後統合したピー・アイ・エムとヤフーの合併に伴いヤフーに入社。2011 年に一度ヤフーを退職。
その後、孫正義が後継者育成のために始めた「ソフトバンクアカデミア」で、ヤフーの経営体制の問題点を指摘したことを機に、当時社長の宮坂学など新
しい経営陣に口説かれ、2012 年にヤフーへ出戻る。弱冠36 歳でヤフーの執行役員兼CMO に就任。600 人の部下を率い、「爆速経営」に寄与した。
2017 年11 月、米国・人材系ビジネスの最前線企業・LinkedIn(リンクトイン)の日本代表に就任。欧米型の雇用に近づきつつあるこれからの日本において、ビジネスパーソンが生き抜くための「最先端のキャリア・働き方の情報」を日本に届けることを個人のミッションとする。
国内外の雇用事情に精通した「キャリアのプロ」として、NewsPicks アカデミア講師を務めるなどメディアにも多数登場し、転職や働き方について発信している。
複数のスタートアップ企業で戦略・技術顧問も務める。

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