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戦後民主主義に僕から一票

内田 樹:著者

道徳的「インテグリティ」が欠如する政治,、日本社会が「株式会社化」する民主主義、沈黙の憲法制定過程問題、貧して鈍して劣化する教育、日本の未来を創るうえで最重要な4大イシューを取り上げ、日本を代表する論客が問いかける未来への展望

日本の国の根幹を支える「民意」の反映は、もう失われてしまったのか? 道徳的「インテグリティ」が欠如する政治,、日本社会が「株式会社化」する民主主義、沈黙の憲法制定過程問題、貧して鈍して劣化する教育、日本の未来を創るうえで最重要となる4大イシューを取り上げ、日本を代表する論客が日本のイディオクラシ―を批判するとともに、この国の未来を問う

はじめに
第1章
政治 道徳的「インテグリティ」の欠如
愛国的リバタリアンという怪物
政治指導者の資質とは
独裁者とイエスマン
対米従属のいくつかの病態
気まずい共生
リアリズムとは何か

第2章
民主主義 日本社会の「株式会社化」
民主主義の時代
「民主主義」解説
租税回避と国民国家の解体
対米従属テクノクラートの哀しみ

第3章
憲法 日本は狂うことを選んだ
憲法の話
憲法について
憲法と自衛隊
法治から人治へ

第4章
教育 貧して鈍して劣化する
教養教育とは何か
大学院の変容・貧乏シフト
大学教育は生き延びられるのか?
国語教育について
英語の未来
コロナが学校教育に問いかけたこと
おわりに

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2021年11月6日(土)
  • ISBN:978-4-8156-0869-9
  • サイズ:新書
  • ページ数:288
  • 付録:-

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著者紹介

著者・内田 樹

1950年、東京生れ。神戸女学院大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒業。東 京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス現代思想、武道論、教育 論、映画論など。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞受 賞、著作活動全般に対して伊丹十三賞受賞。

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