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知らないではすまされない地政学が予測する日本の未来

松本利秋:著者

米中冷戦後の世界に必須の戦略的視点とは?

コロナ禍、中国の台頭、米大統領選……
激動する世界において必要な戦略的視点とは!?

世界が中国を排除する地球規模の大激震と米中冷戦。ポスト・コロナの新たな世界において日本の歴史と国民性を基盤とした「日本独自の戦略」とはなにか。地政学的思考方法を基礎として提言する。
序章 コロナによる大不況世界が中国を排除する
1章 グローバル経済の正体―中国経済に依存した悲劇
2章 膨張する中国の行く末
3章 一帯一路戦略にみる中国の暴走をくいとめるには
4章 地政学から見た日本の生き残り戦略と沖縄
5章 地政学から見た朝鮮半島‐日本の戦略的視点とは
6章 新段階に入ったロシアと日本‐ロシアと日本の地政学的立ち位置
7章 ポスト・コロナの世界観と日本の戦略
終章 地政学の発生と戦略観‐19世紀の世界が蘇った冷戦後の国際情勢

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2021年1月6日(水)
  • ISBN:978-4-8156-0882-8
  • サイズ:新書
  • ページ数:256
  • 付録:-
  • 地政学は中国、ロシアなどの大陸国家(ランドパワー)と日・米・英などの海洋国家(シーパワー)のせめぎあいを基本としている。

  • 米朝会談でアメリカとのパイプができた北朝鮮は南に向かい、韓国は中国に接近。南北が逆転したような大変動が起きている。

  • クアッドの構想を最初に唱えた安倍首相の論文では連携国の位置を「ダイアモンド」と表現している通り、線で結べば中国を取り囲むダイアモンドの形になっている。

  • シーレーンの中で必ず通らねばならぬ場所を地政学ではチョーク・ポイントと呼ぶ。北極点を中心に俯瞰すればその場所がよくわかる。

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著者紹介

1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士。ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。
TV、新聞、雑誌のコメンテイター、各種企業、省庁などで講演。著書に『戦争民営化』(祥伝社)、『国際テロファイル』(かや書房)、『「極東危機」の最前線』(廣済堂出版)、『熱風アジア戦機の最前線』(司書房)、『日本人だけが知らない「終戦」の真実』 (SB新書)など多数。

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