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どうすれば日本経済は復活できるのか

野口悠紀雄:著者

日本経済はデジタル化で復活させるしかない!

日本経済が危ない。

物価高騰は止まらないのに、賃金は上がらない。
超高齢社会で労働力の低下は止まらない。
1人当たりGDPがG7トップから最下位へ転落。 etc.

日本はこのままで大丈夫なのか。
危機的な状況にある日本経済への処方箋を提言する

第1章 G7のトップから最下位へ
第2章 なぜ日本経済は停滞したのか?
第3章 今後の日本経済はどうなる?
第4章 日本が直面するスタグフレーションの恐れ
第5章 金融政策の誤り
第6章 マイナンバーカード「迷走」曲
第7章 生成AIという大変化に対応できるか?

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2023年11月7日(火)
  • ISBN:978-4-8156-1010-4
  • サイズ:新書
  • ページ数:296
  • 付録:-
  • 1.G7のトップから最下位に沖縄から広島への日本の変化
    2.日本病の原因は、人口高齢化か?
    3.アジア太平洋で日本より競争力が低いのは3カ国だけ
    4.アジア諸国との所得格差が縮まり、外国人労働力の獲得が困難に
    5.企業の新陳代謝で成長するアメリカ、それが進まず衰退する日本
    6.購買力平価で国際比較をすることの意味

  • 1.日本人の賃金は、90年代以降上がらない
    2.賃金が上がらないのは、付加価値が増加しないから
    3.産業別・規模別の賃金格差をもたらすのは、分配率でなく資本装備率の差
    4.日本はIT革命に対応できなかった
    5.パートタイマーの増加を考慮することが必要
    6.社会体制と政策の固定化が、産業構造の改革を阻止した

  • 1.日本の成長率はなぜ低いのか? 成長率が低いのは高齢化のためか?
    2.新人口推計と外国人労働力
    3.貿易収支が 兆円の赤字に
    4.経常収支が赤字になるとどうなる?

  • 1.ホームメイド・インフレが生じている
    2.政策を誤れば、日本経済はスタグフレーションに陥る
    3.コロナ対策の財政支出がインフレを起こした

  • 1.失敗に終わった大規模金融緩和政策
    2.2022年になぜ急激な円安が進んだのか?
    3.2023年の異常な円安はなぜ止まらないのか?
    4. 長期金利上昇を認めると、経済に悪影響が及ぶのか?
    5.長期金利が1%でも過剰な金融緩和

  • 1.健康保険証を廃止して、いいことがあるのか?
    2.健康保険証を廃止するな
    3.マイナ保険証迷走のあげくに現れた「資格証明書」という不可解な代物
    4.マイナンバーの利用範囲拡大のポイントは、預金口座
    5.ワクチンパスポート

  • 1.日本経済衰退の原因は、IT革命に対応できなかったこと
    2.デジタル化の第1ステップは、失敗の反省
    3.デジタル移民:「国境を超える在宅勤務」に対応できるか?
    4.生成AIの登場という大変化が生じている

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著者紹介

著者・野口悠紀雄

野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省。72年エール大学でPh.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。
近著に『2040年の日本』(幻冬舎新書)、『超「超」勉強法』(プレジデント社)、『日銀の責任』 (PHP新書)、『どうすれば日本人の賃金は上がるのか』 (日経プレミアシリーズ)、『プア・ジャパン』(朝日新書)、『「超」創造法』(幻冬舎新書)ほか多数。

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