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がんばらない生き方大全

内藤誼人:著者

世界最先端の心理学が教える「無理せずパフォーマンスが上がる」方法

本書には、そんなにがんばらなくとも、しっかり生きてゆくための心理テクニックをたっぷりと詰め込みました。どんな人でも、きちんと仕事での業績をあげながら、「がんばらない生き方」を学ぶことができるはずです。どうぞ最後まで安心してお読みください。
がんばりたくないときには、もうがんばるのをやめましょう。
どうせ、やる気なんて心のどこからも出てこないのですから、がんばろうという試みはすべてムダな努力。どうせやる気が出てこなくて、「私は本当にダメなヤツだな……」と余計に気分が落ち込むだけです。
とはいえ、「がんばって働かないと、生活に困ってしまう」ということもあります。
したがって、現実的に考えてみた場合、最高の作戦は、【なるべくがんばらずに、それでもそれなりのパフォーマンス】を見せなければなりません。
やる気が出ないからといって、仕事をサボっていたら、すぐにクビ。何としても、そういう事態だけは避けなければなりません。読者のみなさんも、人生の落伍者になるのはイヤですよね。
では、どうすればそんなに必死になってがんばらずに生きていけるのか。
その答えは、本書の中にあります。
本書には、【そんなにがんばらなくとも、しっかりと生きてゆくための心理テクニック】をたっぷりと詰め込みました。どんな人でも、きちんと仕事での業績をあげながら、「がんばらない生き方」を学ぶことができるはずです。
なお、本書では、「やりたくないから、やらない」「やる気が出ないから、出社しない」といった無責任な姿勢はとりません。あくまでも、「なるべく心理的な負担を減らしつつ、そんなに汗をかかずに、上手に良いパフォーマンスを上げるコツ」を提案していくつもりです。
実をいうと、そんなにあくせくと働いているわけでもないのに、しっかりと仕事で良い成績を残し、たくさんの給料を稼ぎ出し、しかもプライベートの生活も充実している、という人たちは、本書のテクニックを使っているのです。本人は気づいていないかもしれませんが、世の中の「要領よくやっている人たち」は、みな共通して、本書で提唱する「がんばらない生き方」の心理テクニックを実践し、その恩恵を受けているのです。
さて、前置きはこのくらいにしましょう。
「なんだか怪しげな本だな……」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本書で取り上げる心理テクニックは、すべて一流の学術雑誌に発表された研究に基づいたものばかりですから、どうぞ最後まで安心してお読みください。
目からウロコの知識ばかりが得られることを保証いたします。

■第1章 がんばらずにパフォーマンスが上がるメソッド
■第2章 ネガティブな感情を味方にするメソッド
■第3章 憂鬱な気分がスーッと消えるメソッド
■第4章 気がついたら自然と集中しているメソッド
■第5章 怒りや悲しみに振り回されないメソッド
■第6章 体から心を整えるメソッド
■第7章 心を落ち着かせるメソッド

定価:1,650円(本体1,500円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2022年1月15日(土)
  • ISBN:978-4-8156-1011-1
  • サイズ:46判
  • ページ数:256
  • 付録:-
  • 人は普段の自分の姿を動画で見ると、客観的に見ることができるので、自分の改善点が頭に浮かんでくる。
    ~オタワ大学(カナダ) アマンダ・ライマルの実験
    (第1章 がんばらずにパフォーマンスが上がるメソッドより)

  • 嫉妬しやすい人は相手を喜ばせるので、パートナーは嬉しくなり、関係が長続きする。
    ~カリフォルニア州立大学(米国)バークレー校 アヤラ・パインズの調査
    (第2章 ネガティブな感情を味方にするメソッドより)

  • この実験に参加した人たちの幸福感は、以前よりも40%も高まった。
    ~カリフォルニア州立大学(米国) ソニア・リュボマースキーの実験
    (第3章 憂鬱な気分がスーッと消えるメソッドより)

  • テニスのフォールト(サーブの失敗)の数を測定してみたところ、みなサーブの精度が高まった。
    ~ケルン体育大学(ドイツ) フランジスカ・ローテンバッハの実験
    (第4章 気がついたら自然と集中しているメソッドより)

  • 「他にもいくつか選択肢がある」という人は、精神的に追い詰められにくい。
    ~アムステルダム大学(オランダ) マーク・ハーディンクの実験
    (第5章 怒りや悲しみに振り回されないメソッドより)

  • グリーン・エクササイズを行うと、「気分が高まる」「自尊心が高まる」という結果が出た。とくに水場があると、なお効果が高い。
    ~エセックス大学(英国) ジョー・バートンの調査
    (第6章 体から心を整えるメソッドより)

  • 囚人にサプリメントを与えたところ、プラセボ群と比較して暴力やケンカ、職員の命令への不服従などが明らかに減った。
    ~サリー大学(英国) ベルナルド・ゲッシュの実験
    (第7章 心を落ち着かせるアイテムより)

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著者紹介

心理学者。有限会社アンギルド代表。立正大学客員教授。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。ビジネス心理学の第一人者として、実践的な心理学の応用に力を注いでいる。主な著書は『世界最先端の研究が教える すごい心理学』(総合法令出版)、『「人たらし」のブラック心理術』(大和書房)、『めんどくさい人の取扱説明書』(きずな出版)など多数。

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