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極上のおひとり死

松原 惇子:著者

「おひとり死」とは、自立した人の崇高な死に方。認知症になってもお金がなくても関係ない。
思い通りにならない死を後悔しない「おひとり老人の終いかた」について、20年以上、ひとりの終活を応援してきた著者が伝える。
日本は、言わずもがなの超高齢社会。家族のあるなしにかかわらず、これからは誰もが「おひとり老人」になる時代です。
これまで、ほとんどのマスメディアは「ひとりで死ぬ」ことを「孤独死」や「孤立死」「無縁死」と表してきました。これまでは「家族に看取られる死」が普通で、ひとりで死ぬことは特殊な死に方だったから。けれども、大量「おひとり老人」時代のいまは、「ひとりで死ぬ」ことは決して特別なことではなくなってきました。それを、勝手に「孤独死」「孤立死」「無縁死」とするのは、自立して生きてきた「おひとり老人」にあまりに失礼ではないか。

「ひとりで死ぬ」ということは、自立した人の崇高な死に方である。
著者の松原さんは「ひとりで死ぬ」ことに敬意を込めて「おひとり死」と言ってきました。
20年以上、ひとりの終活を応援してきた松原さんが、その活動のなかで看取った「極上のおひとり死」を詳報します。また、おひとり死で身内を亡くした家族の思いにも焦点を当てます。
たとえ認知症になってもお金がなくても関係ない。「おひとり死」の事例から、思い通りにならない死を後悔しない「おひとり老人の終いかた」を学ぶことができます。

1章 ひとりで死ぬ時代がついに来た

2章 えっ あの人が亡くなった?――ひとりで逝く幸せ

3章 「孤独」こそ「おひとり死」を極上にする

4章 「おひとり死」を成し遂げた人から学ぶこと

5章 おひとり死を成功させるための人間関係

6章 人に迷惑をかけずに、きれいさっぱり死にたい人のために

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2021年8月6日(金)
  • ISBN:978-4-8156-1148-4
  • サイズ:新書
  • ページ数:232
  • 付録:-

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著者紹介

著者・松原 惇子

松原 惇子(まつばら・じゅんこ) 1947年、埼玉県生まれ。昭和女子大学卒業後、ニューヨーク市立クイーンズカレッジにてカウンセリングで修士課程修了。 39歳のとき『女が家を買うとき』(文藝春秋)で作家デビュー。3作目の『クロワッサン症候群』(文藝春秋)はベストセラーとなる。 女性ひとりの生き方をテーマに執筆、講演活動を行っており、1998年には、おひとりさまの終活を応援する団体、NPO法人SSS(スリーエス)ネットワークを立ち上げる。 著書に『わたしのおひとりさま人生』(海竜社)、『老後ひとりぼっち』『長生き地獄』『孤独こそ最高の老後』『ひとりで老いるということ』(SB新書)などがある。

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