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聖書がわかれば世界が見える

池上 彰:著者

世界で最も読まれている書物「聖書」を、多くの日本人は聖書を読んだことがありません。
しかし池上先生は、「聖書」を理解することは、世界の教養を身につけることであり、世界を理解することにもつながるといいます。
そこで本書では、教養として抑えておきたい聖書の全貌を明らかにしながら、聖書が世界にどのような影響を与えているのか、解説していきます。はじめに――『聖書』がいまの世界をつくった

第一章 いまさら聞けない『聖書』とは
三つの宗教の神様は同じ
三つの宗教でイエスの位置づけは異なる
『旧約聖書』とは
『新約聖書』とは
イスラム教の『コーラン』とは

第二章 『旧約聖書』を読んでみよう
世界はいかに創造されたか
人間はいかに創造されたか
最初の殺人事件
アダムは九三〇歳まで生きた
「ノアの箱舟」の物語
「バベルの塔」の物語
神に与えられた「約束の地」
神、アブラハムを試す
「ソドム」と「ゴモラ」が滅ぼされる
モーセに「十戒」が与えられる
細かい性規定と食物規定
ソロモンは「賢い」の象徴

第三章 『新約聖書』を読んでみよう
イエスはキリスト教徒ではない
『新約聖書』はイエスが書いたものではない
「福音」とは「良い知らせ」
イエス誕生のいきさつ
イエスは「馬小屋」で生まれた?
誕生日は一二月二五日ではない
ヘロデ王、二歳以下の男子を皆殺し
サタンの誘惑に打ち勝つ
イエス、人々の病を癒やす
イエス、山上の説教
「敵を愛しなさい」
「善きサマリア人」のたとえ
祈りの言葉
「求めよ、されば与えられん」
「狭き門より入れ」
数々の奇跡を起こすイエス
一番弟子のペトロ
「離縁してはいけない」
「真理はあなたたちを自由にする」
「金持ちが天国に入るのはむずかしい」
「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に」
最後の晩餐でユダの裏切りを予告
「剣を取る者は皆、剣で滅びる」
イエスはなぜ十字架にかけられたのか
ユダヤ教徒が迫害されることになった理由
イエスの復活
十字架の跡地に建てられた聖墳墓教会
キリスト教を弾圧していたパウロが熱心な信者になる
パウロがキリスト教の基礎を築いた
支配者に従順であれ
「ヨハネの黙示録」の意味とは

第四章 世界に広がるキリスト教
ローマ帝国で信者が増大
なぜキリスト教徒が迫害されたのか
感染症がキリスト教を広めた
世界宗教へと広がる
キリスト教の大原則「三位一体」成立

第五章 キリスト教の分裂――正教会の成立
ローマ帝国と教会の東西分裂
東西教会の対立激化
「聖像禁止令」で対立
キエフ公国から始まるロシア正教
ロシア正教とロシア革命
信仰の自由を認めたゴルバチョフ
プーチンを支えるロシア正教
ロシア正教会トップは元スパイ?
ロシア正教会トップがウクライナ侵攻を祝福する理由
プーチンとキリル総主教の思想は同じ

第六章 ローマ教皇の権威確立
西ローマ帝国滅亡後もローマ教皇は存続
ローマ教皇選出は「コンクラーベ」
教皇の権威を決定づけた「カノッサの屈辱」

第七章 イスラム世界との対立招く十字軍
イスラム世界と対立を招いた十字軍
イスラム勢力に危機感募らせた
第一回十字軍の蛮行
ヨーロッパでのユダヤ人迫害が始まる
エルサレム王国を建国
相次いで失敗する十字軍
十字軍による繰り返される殺戮がもたらすもの
エルサレムでキリスト教とイスラム教の共存した過去
ローマ教皇の謝罪

第八章 キリスト教の再度の分裂――宗教改革
ペスト流行がカトリックの権威を揺るがす
ローマ教皇、贖宥状を発売
金を出せば罪は赦されるのか
ルターが翻訳した『聖書』で支持者拡大
カルヴァンの「予定説」
英国国教会発足は国王が離婚するため
カトリックは対抗して世界へ布教に

第九章 プロテスタントが資本主義を発展?
カルヴァン派が資本主義を発展させた?

第十章 福音派が大きな影響力持つ米社会
国民の四分の三がキリスト教徒
「ピューリタン」が建国したアメリカ
「国教」は定めなかった
大きな影響力を持つ「福音派」
トランプ、イスラエル寄りの方針に
福音派は保守右派
最高裁判決めぐり二分する全米
「中絶は権利」と認めた判断とは

おわりに
主要参考文献世界で最も読まれている書物「聖書」を、多くの日本人は聖書を読んだことがありません。
しかし池上先生は、「聖書」を理解することは、世界の教養を身につけることであり、世界を理解することにもつながるといいます。
そこで本書では、教養として抑えておきたい聖書の全貌を明らかにしながら、聖書が世界にどのような影響を与えているのか、解説していきます。

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2022年10月6日(木)
  • ISBN:978-4-8156-1351-8
  • サイズ:新書
  • ページ数:248
  • 付録:-

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著者紹介

著者・池上 彰

ジャーナリスト。1950年、長野県生まれ。慶應義塾大学卒業。NHKで記者やキャスターを歴任、94年より11年間『週刊こどもニュース』でお父さん役を務める。2005年より、フリージャーナリストとして多方面で活躍中。東京工業大学リベラルアーツセンター教授を経て、現在は名城大学教授、東京工業大学特命教授、東京大学客員教授など。著書に『おとなの教養――私たちはどこから来て、どこへ行くのか?』(NHK出版新書)、『伝える力』(PHPビジネス新書)、『わかりやすさの罠』(集英社新書)、『なんのために学ぶのか』(SB新書)など多数。

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