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資本主義全史

的場昭弘:著者

資本主義の歴史とは「過去」と「現在」
そして「未来」の歴史である

西欧で生まれた資本主義が、拡大し、そして暴走している。資本主義はなぜ限界にむかっているのか。資本主義と持続可能な世界は両立するか。ポスト資本主義とは何か。本書では世界史の流れの中で、資本主義の変遷をたどることより、これまで自明のものとしてあった資本主義の本質をつかむ。予測不可能な未来を切り開くために必須の教養が身につく一冊。

 

序章 資本主義とは何か
第1章 資本主義という社会がそれまでの社会とどう違うか
第2章 資本主義の始まり――19世紀のヨーロッパ
第3章 産業資本主義から金融資本主義への移行
第4章 戦後の経済発展と冷戦構造――資本主義対社会主義
第5章 資本主義の勝利へ――グローバリゼーションの時代資本主義を読み説く
第6章 暴走する資本主義――ソ連・東欧の崩壊から金融資本主義へ
第7章 資本主義のゆらぎ――リーマンショック後の世界
終章 資本主義の後に来るもの

定価:1,045円(本体950円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2022年4月29日(金)
  • ISBN:978-4-8156-1527-7
  • サイズ:新書
  • ページ数:312
  • 付録:-

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著者紹介

著者・的場昭弘

1952年、宮崎県生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。神奈川大学教授。日本を代表するマルクス研究者。著書に『超訳「資本論」』全3巻(祥伝社新書)、『一週間de資本論』(NHK出版)、『マルクスだったらこう考える』『ネオ共産主義論』(ともに光文社新書)、『未完のマルクス』(平凡社)、『マルクスに誘われて』、(亜紀書房)。訳書にカール・マルクス『新訳 共産党宣言』(作品社)、ジャック・アタリ『世界精神マルクス』(藤原書店)、『いまこそ『社会主義」』(池上彰氏との共著・朝日新聞出版)など多数。

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