SBクリエイティブ

メディアが報じない戦争のリアル 日本の「戦争力」を徹底分析

小川和久:著者

ウクライナ危機は対岸の火事ではない
軍事音痴の日本人が知るべき戦争のリアルとは!?

危機意識が乏しい日本人こそ知るべき日本の「戦争力」

ロシアによるウクライナ侵攻により、軍事に無関心だといわれる日本人も、これまでになく国防意識が高まっている。中国が日本を侵略することはあるのか。北朝鮮からミサイルは飛んでくるのか。有事の際に問われるのは日本の「戦争力」である。単純な軍隊による戦力だけではない、地政学的な位置づけから防衛に関する政治力まで、国を守るべき「戦争力」をあらためて問う。

序章 ウクライナは対岸の火事ではない
第1章 日本の戦争力とは
第2章 日本に迫る軍事的脅威
第3章 日本を取り巻く国際情勢――日本の地政学的な立場とは
第4章 軍事同盟は必要か――自国では国を守れない現実
第5章 新しい戦争への備え

定価:1,045円(本体950円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2022年10月6日(木)
  • ISBN:978-4-8156-1666-3
  • サイズ:新書
  • ページ数:304
  • 付録:-
  • ・ソ連邦でロシアに次ぐ存在だったウクライナ
    ・ロシアに「侵攻しない選択肢」はなかったか
    ・なぜロシア軍はキーウ攻略に失敗したのか
    ・戦車戦にならなかった秘密
    ・ウクライナ軍が善戦した背景
    ・いつ終わるのか、ウクライナ戦争
    …など

  • ・台湾に侵攻するには「海上輸送能力」が不可欠
    ・中国の海軍力・空軍力はアメリカを上回ったか?
    ・軍高官のポジション・トークに騙されるな
    ・中国は台湾を封鎖できるのか
    ・日本国民には「台湾有事は日本有事」の認識が必要
    ・これが尖閣諸島問題の模範解答だ
    …など

  • ・「アメリカとの同盟」のほか選択肢はなかった
    ・日米安全保障条約を知っておこう
    ・「本当に守ってくれるのか」
    ・日本の核武装論は机上の空論
    ・いまそこにある危機に対処する
    ・集団的自衛権と安保法制のリアル
    …など

  • ・平時の戦争を戦い、巨大災害や原発事故や感染症と戦う
    ・日本政府が実現しなければならない課題
    ・国家の司令塔を立て直し、図上演習を繰り返す
    ・「拙速」こそが危機管理の要諦という認識を徹底する
    ・世界基準を知らない「井の中の蛙」から脱する
    ・記録し、しっかり検証するシステムをつくる
    …など

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・小川和久

軍事アナリスト。1945年12月、熊本県生まれ。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わり、国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査、隊友会本部理事などを歴任。小渕内閣では情報収集衛星とドクター・ヘリ実現に中心的役割を果たした。2012年4月から、静岡県立大学特任教授として静岡県の危機管理体制の改善に取り組んでいる。著書に『「アマゾンおケイ」の肖像』(集英社インターナショナル)、『フテンマ戦記』(文藝春秋)、『アメリカ式 銃撃テロ対策ハンドブック』(近代消防社)、『日米同盟のリアリズム』(文春新書)、『危機管理の死角 狙われる企業、安全な企業』(東洋経済新報社)、『日本人が知らない集団的自衛権』(文春新書)、『中国の戦争力』(中央公論新社)ほか多数。

関連商品のご案内

もっと見る

試し読み新着お届け

もっと見る