SBクリエイティブ

発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン

岡田尊司:著者

グレーゾーンの生きづらさを乗り越える最新アプローチ

ときには障害以上に生きづらさを抱えやすいグレーゾーン。グレーゾーンの人がうまくいくためには、
特性の理解とともに自分を生かせる「生き方」を身につけることがカギを握る。本書はグレーゾーンに多い睡眠や生活リズムの問題から、不安や回避、自己肯定感の低下、愛着障害やトラウマの克服まで、本来の自分とつながるための究極のアプローチを紹介する。グレーゾーンだけでなく、生きづらさを感じるすべての人に役立つ一冊。

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グレーゾーンの特性を生かして
自分らしい人生を手に入れる

*うまくいくための土台は睡眠と安定した生活リズム
*何をするのも面倒くさい怠け者の脳とのつき合い方
*人生がうまくいく人に共通する特徴とは?
*誰も教えてくれない対人関係のルールとは?
*感情を変えられないときは、行動を変えてみる
*どんな仕事も続かなかった青年を変えたもの
――最新の知見と豊富な臨床経験から導きだした具体的指針

はじめに グレーゾーンの生きづらさを乗り越える

第1章 睡眠と生活リズムを整える

うまくいくための土台は、いい睡眠と安定した生活リズムから
それでも起きられないという人のために
夜中に目が覚めてしまう人のために

第2章 楽しみと心地よいルーティンをもつ

意欲や活力に満ちた人の共通点
生活のコントロールが、生きづらさをやわらげる
何をするのも面倒くさい
怠け者の脳には明確な指示が必要

第3章 感じのいい人になる

相手の心をとらえる愛想のよさとは?
とても愛想がよかったアドラー
好感をもたれる最大の要因とは?
抵抗には抵抗しない

第4章 心を開き、安全基地を手に入れる

一緒にいるだけで、元気で幸せになれる人
心を開くことが可能性を広げる
心を開くことは「安全基地」になること
引きこもりだったKさんの回復をもたらしたのは
心を開こうとしたとき、傷つけてくる相手には

第5章 自分を守れる人になる

同僚からの頼みを断れない
自分を守るために上手に「ノー」を言う
難しい相手には、礼儀正しく距離をとる
ユングがつらい体験から学んだこと
逃げ出してもいい

第6章 こだわりと白黒思考から自由になる

その人を縛るルールやこだわり
正しさを優先するか、気持ちを優先するか
白か黒かにとらわれない
想定外なこと、意に反することが起きたとき
パターンを変えることは可能性を広げる
行動が変わると中身も変わり出す

第7章 不安やネガティブな感情に対処する

不安が劇的になくなった人に共通すること
些細なことで落ち込んで、いつまでも引きずりやすい人
不安やパニック発作への対処法
感情を変えられないときは、行動を変えてみる
反芻思考を止めるには
自己肯定感を高めていくには

第8章 人生をコントロールする

幸運も不運も自分が呼び寄せるもの
自分の失敗パターンに気づく
執着気質の人は気分のアップダウンを生じやすい
新規制探求の強い人は刺激中毒に注意
うまくいっているときほど気を引き締める

第9章 自分自身とつながる

人は、目指す未来によって変わっていく
グレーゾーンの人が抱えやすいコア・ジレンマ
バランスのいい親子関係の特徴
就職するつもりだった中学生が進学を決意した訳
どんな仕事も続かなかった青年を変えたもの

第10章 すべての苦労が恵みとなって返ってくる

特別な味方になる
心を開けば、可能性も開けていく
失敗してもいつしか恵みとなって返ってくる

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2023年6月6日(火)
  • ISBN:978-4-8156-1823-0
  • サイズ:新書
  • ページ数:288
  • 付録:-
  • ・うまくいくための土台は、いい睡眠と安定した生活リズムから
    ・それでも起きられないという人のために
    ・夜中に目が覚めてしまう人のために

  • ・意欲や活力に満ちた人の共通点
    ・生活のコントロールが、生きづらさをやわらげる
    ・何をするのも面倒くさい
    ・怠け者の脳には明確な指示が必要

  • ・相手の心をとらえる愛想のよさとは?
    ・とても愛想がよかったアドラー
    ・好感をもたれる最大の要因とは?
    ・抵抗には抵抗しない

  • ・一緒にいるだけで、元気で幸せになれる人
    ・心を開くことが可能性を広げる
    ・心を開くことは「安全基地」になること
    ・引きこもりだったKさんの回復をもたらしたのは
    ・心を開こうとしたとき、傷つけてくる相手には

  • ・同僚からの頼みを断れない
    ・自分を守るために上手に「ノー」を言う
    ・難しい相手には、礼儀正しく距離をとる
    ・ユングがつらい体験から学んだこと
    ・逃げ出してもいい

  • ・その人を縛るルールやこだわり
    ・正しさを優先するか、気持ちを優先するか
    ・白か黒かにとらわれない
    ・想定外なこと、意に反することが起きたとき
    ・パターンを変えることは可能性を広げる
    ・行動が変わると中身も変わり出す

  • ・不安が劇的になくなった人に共通すること
    ・些細なことで落ち込んで、いつまでも引きずりやすい人
    ・不安やパニック発作への対処法
    ・感情を変えられないときは、行動を変えてみる
    ・反芻思考を止めるには
    ・自己肯定感を高めていくには

  • ・幸運も不運も自分が呼び寄せるもの
    ・自分の失敗パターンに気づく
    ・執着気質の人は気分のアップダウンを生じやすい
    ・新規制探求の強い人は刺激中毒に注意
    ・うまくいっているときほど気を引き締める

  • ・人は、目指す未来によって変わっていく
    ・グレーゾーンの人が抱えやすいコア・ジレンマ
    ・バランスのいい親子関係の特徴
    ・就職するつもりだった中学生が進学を決意した訳
    ・どんな仕事も続かなかった青年を変えたもの

  • ・特別な味方になる
    ・心を開けば、可能性も開けていく
    ・失敗してもいつしか恵みとなって返ってくる

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著者紹介

著者・岡田尊司

1960年、香川県生まれ。精神科医、作家。医学博士。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒。京都大学大学院医学研究科修了。長年、京都医療少年院に勤務した後、岡田クリニック開業。現在、岡田クリニック院長。日本心理教育センター顧問。パーソナリティ障害、発達障害治療の最前線に立ち、現代人の心の問題に向かい合っている。著書に『アスペルガー症候群』(幻冬舎)、『愛着障害』(光文社)、『母という病』(ポプラ社)、『パーソナリティ障害』(PHP研究所)、『発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法』(SBクリエイティブ)などベストセラー多数。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に横溝正史賞を受賞した『DZ』、『風の音が聞こえませんか』(ともに角川文庫)などがある。

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