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テラコマリ・ガンデスブラッド
通称「コマリ」。ひきこもりの日々を送っていたが、ある日とつぜんムルナイト帝国の「七紅天大将軍」に任命されてしまう。率いる部下が常識外の荒くれ者でコマリンな日々を送ることに。
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ヴィルヘイズ
通称「ヴィル」。コマリに仕える忠実な(?)メイド。ぐうたらなコマリを世話して、戦場にでも外遊先にでも同行する。彼女が「ご安心くださいコマリ様」と言うと、たいていロクなことにならない。
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ネリア・カニンガム
アルカ共和国の大統領であり、同国が王政だった時代には王女であり「八英将」の筆頭としても活躍した。明朗快活な人柄で、いつもコマリを自らのメイドにしようと画策している。
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エステル・クレール
ムルナイト帝国の軍学校を卒業し、みずから志願してコマリ隊に配属された新人隊員。軍学校時代はあらゆる学科で「SS」の成績を達成した超優秀なエリート。実家はムルナイト領に属する核領域の温泉宿。
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コレット・ルミエール
コマリたちが飛ばされた先の別世界「常世」で出会った少女。「ヴィルヘイズ」という名前に対して特別な反応を示す。快活な性格ながら、背後になんらかの事情を感じさせる謎めいた存在。
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サクナ・メモワール
コマリと同じくムルナイト帝国「七紅天大将軍」の1人。これまたコマリと同じ文芸を趣味とし、気弱で内気と、あまり将軍職に向かないタイプであったためコマリと意気投合する。やや(?)ストーカー気質。
ひきこまり吸血姫の悶々10
戦乱の続く別次元の世界――常世
そこに暗躍する謎の組織「星砦」
そして謎の存在「愚者」とは?
コマリと仲間たちが世界を救うべく立ち上がる!
待望のシリーズ第10弾!
常世の混乱を収拾する――
大きな目標で合致したコマリは、スピカとともに旅立つ。
一方その頃、常世の各地にいる仲間たちも
コマリを助けるべく行動を起こそうとしていた。
だが、そんなコマリたちの前に立ちはだかったのは、謎めいた存在。
「スピカ・ラ・ジェミニとテラコマリ・ガンデスブラッドを処分する」
みずからを「愚者」と名乗るその人物は、
六百年前にスピカの理想を打ち砕いた因縁の相手だった。
常世にも存在するという六つの魔核、
六百年前に別れたスピカの親友、
そして世界の中心に立つ「神殺しの塔」――
常世の運命を賭け、コマリの戦いが、いま始まる!