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火を吹く朝鮮半島

橋爪大三郎:著者

北朝鮮は平和統一路線を放棄した――。
開戦前夜の朝鮮半島危機の全貌を描く、渾身の書き下ろし!

 

◎北朝鮮はほんとうに戦争をするつもりなのか?
◎アメリカは日本を守ってくれるのか?
◎ロシアや中国はどう動くのか?
◎核戦争が起きる可能性は?

いま、朝鮮半島にかつてない緊張が走っている――。
韓国は南北軍事合意の効力の全面停止を発表し、
ロシアのプーチン大統領は北朝鮮を訪れた。
金正恩は世界の戦争を注視し、虎視眈々と攻撃の機会を伺っているという。
東アジアに危機が迫っている。
私たちは、権威主義国家といかに向き合うべきなのか?
日本を代表する社会学者が東アジアの情勢をわかりやすく解説し、
混迷する世界で日本が進むべき道を明快に指し示す。

日本はかつて、アメリカを相手に無謀な戦争をした。
いまの北朝鮮は当時の日本と似たところがある。
北朝鮮の人びとはなぜ、こう行動するしかないのか。
北朝鮮の追い詰められた状況を、
日本人は内側から理解できる可能性がある。(本文より)

 

【目次】
第1章 北朝鮮の正体
第2章 金正恩は何を考えているのか
第3章 台湾有事と朝鮮半島
第4章 ポスト日米同盟の時代
第5章 北朝鮮はいかに崩壊するか

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2024年9月7日(土)
  • ISBN:978-4-8156-2682-2
  • サイズ:新書
  • ページ数:256
  • 付録:-

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著者紹介

著者・橋爪大三郎

1948年、神奈川県生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。大学院大学至善館リベラルアーツセンター長、東京工業大学名誉教授。単著に『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)、『戦争の社会学』(光文社新書)、『人間にとって教養とはなにか』(SB新書)、『権力』(岩波書店)など、共著に『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸との共著、講談社現代新書)、『おどろきの中国』(大澤真幸、宮台真司との共著、講談社現代新書)、『世界史の分岐点』(佐藤優との共著、SB新書)など著書多数。

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