入社1年目から好かれる人になる敬語・話し方の教科書
仕事も成長も1人ではできない。
たくさんいる若手社員の中には、なぜか一目置かれる人がいます。困っている姿を見て「助けてあげたい」、頑張っている姿を見て「アドバイスしてあげよう」と先輩たちに思ってもらえる人がいるのです。基本は誰もが教えてもらえます。ですがそれ以上の仕事の細やかな機微は、アドバイスでしか学べません。でも誰もが教えてもらえるわけではありません。それを得られる若手新入社員は、誰よりも成長できるはず。先輩や上司、取引先からも、「応援したい」「育てたい」「この人なら」そう思われることは信頼感の一つです。好かれる=この人ならと信頼されているということ。
「自分は愛嬌もないし、好かれるなんて難しい…」と感じる人も大丈夫。言葉づかいや話し方といった基本的なコミュニケーションマナーに気遣いをプラスして徹底することで、誰でも周囲から応援される人になれます!細やかな気配りで「できる人」になれるビジネスマナーを教えてきた講師が、好かれる社会人になれるコミュニケーションの秘訣を解説!
はじめに 好かれる若手は、仕事で必ず成長できる
「可愛がられる力」があると成長が早い
「気持ちのいい挨拶と返事」
第1章 相手の心をつかむ「話し方」のキホン
周囲から噂されるくらい、気持ちのよい挨拶を
実は初対面のときほど「見られている」
挨拶は「二言」ですると会話が倍になる
お辞儀は余韻の残し方で品が出る
「話しかけやすい顔」をつくると人が集まってくる
日本人は「目」で感情を伝える
声の大きさは自信を表す
語尾を伸ばさないだけで印象は大きく変わる
話すときに手の動きまで意識していますか?
聞き上手は体を少し傾ける
第2章 好かれる人になるための敬語の使い方のコツ
敬語は使えるだけで「好かれる人」になれる
敬語は何度も口にして自分のものにする
敬語の基本① 相手を高める尊敬語
敬語の基本② 謙虚さが出る謙譲語
敬語の基本③ 印象が変わる丁寧語
敬語の基本④ 育ちが良く見える美化語
よくある敬語の間違い① 尊敬語と謙譲語
よくある敬語の間違い② 早めに直したい「バイト言葉」
よくある敬語の間違い③「なるほど」は使えない?!
よくある敬語の間違い④ 回りくどく感じさせる「二重敬語」
「おっ」と思われる好感度フレーズ
第3章 「言い回し」を少し変えるだけで相手の印象は180度変わる
「言葉」の柔らかさは、「物腰」の柔らかさ
「適度な崩し」に「愛嬌」がにじみ出る
「ひらがなの響き」で柔らかい印象を出す
「恐れ入ります」は万能の言葉
「お願いごと」はいつもの「1.5倍」の丁寧さで
「お手隙の際に」は時間のある時に使える配慮
「~ない」を使わなくても、お断りや注意はできる
第4章 電話対応ができると社内の味方が増える
率先して電話を取ると好感度が上がる
電話とメールを使い分けられる人になる
電話では「声」が命
電話対応① 電話がかかってきたとき
電話対応② 電話は「切る前」の伝え方が勝負
電話対応③ 理想の伝言メモ
電話対応④ 電話をかけるとき
電話対応⑤ クレーム電話がかかってきたとき
電話対応⑥社外で電話を使うとき
電話が苦手……は3か月で克服する
第5章 上司に好かれる人は報連相で差をつける
自然に報連相できる人が好かれる
指示を貰うときは1回以上質問する
報連相① 報告
報連相② 連絡
報連相③ 相談
第6章 もっと「好かれる人」になるためにおさえておきたい立ちふるまい
ふるまいでさらに好かれる社会人になる
「つまらないものですが」よりも使いたい言葉
喜び上手、してもらい上手になる
ゆっくり動いた方が「できる人」に見える
「どうぞ」の一言で気遣いが表れる
相手の目をじっと見ないのが、本物のアイコンタクト
「○○さん」と名前を呼ぶ
「すみません」を使わない
「合わせる」という気遣い
魔法の一言を添える
簡単なのに誰もができていないことを徹底する
自分から幸せの循環をつくる
誰に対しても変わらないふるまいを