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カフェの世界史

増永菜生:著者

普段身近に楽しんでいるカフェというものは、どのような歴史的なルーツを持っているのか、どのような文化的背景とつながっているのか、飲み物とお菓子を片手に「なるほど」と思えるような、いつものカフェタイムがちょっと楽しくなるような世界史の話。
noteフォロワー1.7万人、イタリアからカフェや美術館について発信を続ける若き歴史学者、渾身の初著書。

ザッハトルテはアルプスを越え、バームクーヘンは海を越えた。
ロンドンのコーヒーハウスは社会を変えた。パリのカフェは芸術を支えた。
カフェ誕生前夜から、現代の最新事情まで。
カフェとそれを取り巻く飲み物やお菓子を切り口にした歴史案内。

カフェの歴史をたどる全6章予定
第1章 18世紀初頭まで(カフェ、コーヒーハウスの誕生など)
第2章 18世紀(産業革命、フランス革命、ロシアの茶文化など)
第3章 19世紀(美術館とカフェ、国民国家、万博、近代都市モデルなど)
第4章 20世紀前半(WW1、大正モダン、狂騒の20年代など)
第5章 20世紀後半(WW2、戦後復興、セカンドウェーブなど)
第6章 現代(LVMH、スターバックス、コロナ禍など)

定価:1,100円(本体1,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2025年2月7日(金)
  • ISBN:978-4-8156-2882-6
  • サイズ:新書
  • ページ数:304
  • 付録:-

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著者紹介

著者・増永菜生

福井県生まれ。2017年よりイタリア・ミラノ在住。専門はルネサンス期イタリア史。京都大学文学部、同文学研究科修士課程を経て、一橋大学大学院博士課程単位取得満期退学。2021年から現在まで、ローマ第一大学サピエンツァ博士課程在学。カフェや美術館を巡るのを趣味とする。本書が初著書となる。

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