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いい人生は、最期の5年で決まる

樋野 興夫 :著者 / いわしまあゆ:イラスト

■がん患者3000人と対話してわかった 後悔しない最後の迎え方

メスも薬も使わずに言葉の処方箋だけで生きる希望を与えてきた「がん哲学外来」。
創始者である著者が、3000人のがん患者を診る中で、気づいた、死が怖くなくなる生き方とはなにか――?

著者は、いい人生だったかどうかは、最後の5年間で決まるといいます。
しかし、誰にとっても「最後の5年」はいつ訪れるかわからないもの。
ならば、今日がその一日として生きるしかない。

「なぜ病気になったのか」と、くよくよ悩むくらいなら、スパっと煙草や悪い習慣をやめる。

「あれをやっておけばよかった」と後悔するくらいなら、今日から始めてみる。

死を意識すると、とたんに「今」が輝き始めます。
がん哲学外来という、もっとも「死」「病」に近いところに従事する者が投げかける、メッセージ。

■目次:
1章  なぜを問うのではなく いかにしてを問う
2章  人との比較をやめ 自分の生きがいを探す
3章 今日からの心構えで 最期の幸福感が変わる
4章 本当に輝くものは ゴミの中にある
5章 他者は遠くから 家族は近くで見守る
6章 自分の個性とは人の真似からつくられる

定価:880円(本体800円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2017年3月7日(火)
  • ISBN:978-4-7973-8961-6
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:176
  • 付録:-

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著者紹介

樋野 興夫 (ひの おきお)
「がん哲学外来」創設者

順天堂大学医学部病理・腫瘍講座教授。医学博士。
癌研究会研究所(癌研)病理部、米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センターなどを経て現職。彼の発案で2008年1月から3ヶ月間、順天堂医院に開設された「がん哲学外来」は評判を呼び、翌年、NPO法人「がん哲学外来」を設立、理事長に就任。肝がん、腎がんの研究で日本癌学会奨励賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。国際平和と人間教育に尽力した新渡戸稲造とその弟子・南原繁にちなんで設けられた「新渡戸・南原賞」の第1回受賞者でもある。

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