
ひたすらKPI
”ひたすらKPI”で「組織をかけ上がる人」になる。
結果を出していても、信頼できない人は昇進できません。
信頼を得る鍵となるのが、自分の行動と成果を論理的に説明できる力、「アカウンタビリティ」です。
そして、このアカウンタビリティを可能にする最強の武器こそが、KPIなのです。
本書では、キーエンスでトップを駆け続けてきた著者が「単なるマネジメント手法」ではない「組織を駆け上がるためのKPIの思考法」を伝授します。
■はじめに KPIは「信頼」を作る究極の武器である
・KPIの最大の「価値」とは
・なぜキーエンス出身者は各所で「人の上に立てる」のか
・「ひたすらKPI」で組織を駆け上がる
■序章 なぜ「ひたすらKPI」なのか?―「組織を駆け上がる人」の思考法
・KPIは「単なるマネジメント手法」ではない
・上司の本音:「結果を出していても、信頼できない人は昇進させない」
・「見えないこと」が上司の不安
・「上司からの信頼」を得る4要素
・KPIは「4要素を見える化」するたった一つの方法
■第1章 まず、「結果」より「行動」―自分もメンバーも「頑張っている」ことの証明
・信頼は「コントロールできることをやっていない」ときに崩れる
・「結果」はコントロールできないが、「行動」はコントロールできる
・KPIとは「行動の見える化」そのものである
■第2章 「チームの成果が出ないとき」の対応―「原因がわかっている」ことの証明
・ビジネスでは、「チームの成果」が出ないときの方が多い
・「良いとき」より「悪いとき」に原因を説明できることが信頼を作る
・「チームのKGI」が達成できない原因は、「チームのKPI」を見ればわかる
■第3章 「チームの成果が一度出たとき」の対応―「将来の再現性」の証明
・「一度の成果」では人は信頼しない
・チームのKPIがたまれば、「成功の法則」が見えてくる
・KPIで「成長していること」を上司に伝えるテクニック
■第4章 最後に「継続的なチームの成果」―「実際に結果を出し続けられる」ことの証明
・「これをやれば、他の数字も上がる」という「Primary KPI」を見つけ出す
・KPIを見れば、メンバーのうち「誰の何の行動がチームの成果につながるか」がわかる
・KPIに基づく話し方で「部下も納得して動き出す」
■おわりに