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(「その他の語学・教育関連書籍」「教師向け書籍」「教育者評伝」2020/10/6~2020/11/11)
これからの学校現場で
求められる教師像とは?
「教師を支える会」を主宰する著者は、教師の大変さを痛感する一方で、「教師ほど魂を打ち込める感動的な仕事はない」と断言する。では、何が過酷で、何が感動的なのか? 教師が置かれているリアルな現実を説いていく。最終章では、今どういう力をもった教師が必要とされているのか? 「『できる教師』に必要な6つの資質」を紹介。教育現場で働く人も、子どもを学校に通わせる保護者も必読の一冊。
【目次】
現役教師の親が、わが子が教師になることに反対する時代
日本の学校の先生は世界一忙しい
ひとりの人間が担うには無理のある仕事量
うつ病の自覚症状は一般企業の2・5倍
「なんでも屋」の教頭・副校長の仕事量は過労死ライン超え
教員試験、受ければほとんどの人が合格の県も
給料のわずか4%で「定額働かせホーダイ」
9割の先生はまじめで熱心
教師の半分がもつ「辞めたい」気持ち
先生を追いつめる「四重苦」
……
「人間関係力」こそ、教師に最も必要な資質・能力
子ども集団の強烈な同調的排他性
「スクールカースト」と「保護者の視線」に飲まれてしまう先生
保護者と教師は「パートナー」
学校教育は「教育サービス」のか?
「職員室カースト」教師同士の人間関係は弱肉強食
神戸市東須磨小の教員間いじめ・暴行事件―4人が加害者、4人が被害者という異様な職員室
「人気者」「指導力が高い」と評判だった加害教員
少なくない「いじめられている先生」からの悩み相談
教員同士のいじめが一番激しいのは小学校
……
9割の子どもがいじめているし、いじめられている
いじめられた子に、決して「言ってはいけない3つの言葉」
いじめの3大現場「トイレ」「下校時」「SNS」
「うちの子、いじめられているかも」─担任にどう伝えるか
不登校を防ぐ初期対応の鉄則「欠席は3日以内」
1週間休むと大人も子どももだるくてしんどい
「欠席3日目夕方の家庭訪問」で不登校が4割減
不登校の「原因」と「きっかけ」を区別する
不登校の4つのタイプ「燃え尽き型」「対人恐怖型」「エネルギー低下型」「混合型」
子どもが不登校かもしれない。そのとき親はどうすればいい?
……
「消費者目線」で見られる学校と教師
デビュー初日から教師としての「完成品」が求められる時代
教師が保護者から言われてうれしい一言
公立学校を「消費者ベース」で見る保護者たち
ひとりの保護者が3人の教師を休職に追い込んだ
発達障害をもつ子の親の気持ち
具体的な行動レベルの「お願い」をする
できる先生とダメな先生の違い
先生にお願いするときの3ステップ
どこまでが正当な要望で、どこからが過剰な要望か?
……
本当に「力のある教師」は2割
子どもの担任がダメ教師だったら?
担任が同調圧力に加担してしまった「葬式ごっこ事件」
少数派の視点に徹底的に立つということ
いじめや発達障害の対応でも教師によって大きな隔たり
管理職のあたたかい声かけで職員室の雰囲気はがらりと変わる
ティーチングからファシリテーションへ
コロナの影響で対話型授業は変わるのか
道徳の授業が「特別の教科」として生まれ変わった!
教師は「魂でする仕事」
……