Oracleデータベース管理を行う上で、絶対に理解しておかなければならない内部動作のしくみを、体系的にわかりやすく解説。トラブルシューティング事例も交え、DBAに必須のスキルを短期間で養成します。トラブルを回避し、安定した運用管理を行うための必読書

ビギナーには敷居の高いOracleデータベースの運用管理。ちょっとしたトラブルも、少しかじった程度ではどこをどうして良いかわからず、右往左往するばかり…。
Oracleデータベースの運用管理をマスターするには、まずその「しくみ」を知ることが必須です。Oracleデータベース内部の動作のしくみを理解することで、トラブルと直面したときでも、何をどうすればよいか的確に判断できるようになります。
本書は、表領域、制御ファイル、REDOログファイルなど、各構成要素の役割を体系的に解説。具体的なトラブルシューティング事例も紹介し、一見難しく見えるOracleデータベース管理業務を丁寧に説き明かします。
2003年10月改定「ORACLE MASTER Silver Oracle9i Database」の「DBA I」教科書としても最適な一冊。これがあれば突然のエラーメッセージも、もう怖くはないでしょう。

はじめに

DBAとは

Oracle DBAの役割

データベース管理の手段

Oracle Serverの構成要素

本書で構成するデータベース環境



Lesson 1 スタートアップ　～テスト環境を作ってみよう

1.1 データベースシステムを使うまで

1.2 実際の操作



Lesson 2 管理者の仕事とは

2.1 何を管理するのか

2.2 管理者の仕事



Lesson 3 インスタンスとプロセス管理

3.1 インスタンス管理の第一歩

3.2 サーバープロセスの働き

3.3 バックグラウンドプロセスの働き

3.4 セッション切断

3.5 トラブルシューティング



Lesson 4 制御ファイル管理

4.1 制御ファイル管理の第一歩

4.2 制御ファイル作成

4.3 制御ファイル保守

4.4 制御ファイル監視

4.5 トラブルシューティング



Lesson 5 REDOログファイル管理

5.1 REDOログファイル管理の第一歩

5.2 REDOログファイル作成

5.3 REDOログファイル保守

5.4 REDOログファイル監視

5.5 トラブルシューティング



Lesson 6 領域管理

6.1 領域管理の第一歩

6.2 表領域の設計ガイド

6.3 表領域の作成

6.4 領域の保守

6.5 領域の監視

6.6 トラブルシューティング



Lesson 7 データファイル管理

7.1 データファイル管理の第一歩

7.2 データファイルの保守

7.3 データファイルの監視

7.4 トラブルシューティング



Lesson 8 表セグメント管理

8.1 表セグメント管理の第一歩

8.2 表セグメントの作成

8.3 表セグメントの保守

8.4 表セグメントの監視

8.5 トラブルシューティング



Lesson 9 索引セグメント管理

9.1 索引セグメント管理の第一歩

9.2 索引の作成

9.3 索引の保守

9.4 索引の監視

9.5 トラブルシューティング



Lesson 10 ユーザー管理

10.1 ユーザー管理の第一歩

10.2 ユーザーの保守

10.3 プロファイルの使用

10.4 ユーザーの監視

10.5 トラブルシューティング



Lesson 11 権限管理

11.1 権限管理の第一歩

11.2 権限付与と保守

11.3 ロールの作成と運用

11.4 権限監視

11.5 トラブルシューティング