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マインド・ワイド・オープン

スティーブン・ジョンソン:著者 / 上浦 倫人:訳

自らの脳を覗く

楽しい記憶よりも嫌な記憶の方が詳しく思い出しやすいのはなぜ? fMRIで集中力はどう見える? 自ら脳の分析を受けた体験と、最新科学の成果をレポート。眼で心を読む能力、扁桃体が刻む感情的記憶…など、心と脳のしくみを探る脳神経科学ルポルタージュ。

●著者から
脳科学研究と画像化技術の進歩により、私たちは今や「人間全般の」ではなく「自分自身の」脳の構造を知ることができるようになった。神経フィードバック技術は、あなたの脳の活動を捉え、その状態を直接映し出してくれる心の鏡といえる。本書は、その鏡の中の世界を旅してきた私の旅行記だ。(「まえがき」から)

■10月1日以降順次発送いたします。

定価:2,200円(本体2,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2004年9月29日(水)
  • ISBN:4-7973-2729-4
  • サイズ:46判
  • ページ数:336
  • 付録:-

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著者紹介

●原書に掲載されている賛辞です。

「この本は脳科学の最前線をめぐる明快で魅力的な探訪記だ。スティーブン・ジョンソンは持ち前の洞察力と好奇心で、爆発的な成長を迎えているこの分野の最も面白い部分をとらえている。」
――スティーブン・ピンカー(ハーバード大学心理学教授、『人間の本性を考える』『心の仕組み』著者)

「現代神経科学をめぐるスティーブン・ジョンソンの愉快な冒険に、私の脳も笑い、興奮し、感動し、驚き、そして存分に楽しませてもらった。」
――ジョン・ホーガン(『科学の終焉』『続・科学の終焉』著者)

「ほんの片手に足る程度の人間しか真価を理解できない発見に、一体どんな意味があるだろう? スティーブン・ジョンソンはこの本で、先駆的神経科学者たちとわれわれ一般人との間に橋を架けてくれる。彼の洞察には私たちの心を開き、今後の人生にも影響を与えかねないほどの力がある。脳の神経回路や化学機構のわかりやすい説明のおかげで、誰でも自らの心の探究におもむき、それを新しい目でとらえ直せるだろう。」
――デヴィッド・シェンク( 『だんだん記憶が消えていく』著者)

「日常的生活を実証的で神経科学的な視点から読み直すジョンソンの説明は、わかりやすく、啓発的で、愉快で、挑発的だ。読者は、自分がいつの間にか『思考している自分』を全く新しい目で見ていることに気がつくだろう。」
――ハワード・ラインゴール(『スマートモブズ』著者)

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