発売日 2007年06月18日(月)

格差社会の世渡り
努力が報われる人、報われない人

著者名:中野 雅至(著者)

¥700(税別)

ISBN:
978-4-7973-4047-1
サイズ:
CAE53444-4A6D-43A5-80D8-648CFE5F9CB1
ページ数:
256
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・中野 雅至

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  • 視点が不充分

    2.0
    fujimi park

    格差社会と銘打っているが、本書は筆者のように比較的安定な環境・立場を享受しつづけてきた中高年層の視点から見るもので、世代間格差や若年勤労者の抱える問題については見事に議論を避けている。また、私大出身の筆者が旧帝大出身者中心の官界で冷遇されたことは容易に想像できるが、現在であればそのような業種を選んだ自己責任で斬って捨てられることでしかない。その点でページの多くを東大出身者や東大生への恨みつらみに割き、挙げ句に葬式の想像描写まで加えていることは本書を手に取る多くの若い読者には無意味であろう。筆者のように私大文学部から市役所、キャリア官僚、税金で留学、公立大学教員という経歴をたどれたこと自体が多くの若年層にとってはもはやありえない。格差社会の詳しい現状分析を期待する読者には適当でない可能性が高く、むしろサラリーマン向けの処世術指南といった内容である。

  • 3.0
    Amazon Customer

    「ボンボン高学歴者」、「威張りーマン」、「ビルメン老人」など、命名の仕方に、学者さんらしくからぬ、関西風味付けが施される。ちょっとドギツクもあるが印象的で、内容理解に随分と役立っている。言い換えれば、意識的に庶民的装いを施してある。好みが分かれるところであろう。さらに、「敗者」にはあくまで親切で暖かい眼差し、「勝者」には冷静な観察眼をもって語ることを基本としているが、随所でその「行き過ぎを是正するブレーキ痕」がみられるなど、とにかくバランスのとり方が抜群である。また、内容は、著者の実際の経験や統計資料などにも裏打ちされた、説得力のあるものとなっているし、最後には政策提言も披露しており、「門前書」としては十分な読み応えがある。ところで、著者のcareer pathの先には、地方公共団体の首長すなわち知事や市長の職責が見えているのではないだろうか。

  • 報われる努力の仕方

    4.0
    calm

     アピール力に優れた人間が評価されるのがポストバブル期だと著者は言う。他の著書にもある通り、「高学歴ならば安泰」ということにも懐疑的。出世の第1条件は「疲れないこと」、そして「声のデカさとアピール力」が大事だという。 たとえば、文科系の官僚が他人の専門知識を横取りして自分の手柄にする話。専門知識が必要とされる分析・調査などを技術官僚にやらせた上で、文科系の官僚は技術系の官僚から話を聞く。そしてその話を自分なりに噛み砕いて役所の幹部や政治家に上手く説明すると。 また、パワーポイントを上手くつくれる技術よりも、人が作ったパワーポイントをわかりやすく説明する(自分の手柄にする)能力が重要だという。なんだが嫌な感じもするが、「ただ頑張るだけではだめ。効果のある努力を」という意見には共感できる。

すべての12レビューを表示

  • Humbaba

    学歴は有効な道具ではあるが、取得するためには多くのコストを支払う必要がある。投資において大切なことはリターンの絶対額ではなくて、それがどれだけ効率的であるかというところである。学歴がもたらしてくれる効果が低下している一方で、必要なコストが大きくなっており昔ほどのパフォーマンスは得られなくなってきている。 続きを読む

  • Humbaba

    会社で良いポストに就くために必要なこと.それは,自分をうまくPRすることである.それができなければ,たとえどれだけ努力したとしても努力ほどには報われることはないだろう. 続きを読む

  • おらひらお

    2007年初版。学歴も必要ですが、学歴だけではダメということを指摘。個人的な能力や資産・運も必要みたい。まあ、何をもって足ると思えるかによりますが。いまからはスペシャリストの時代か?とりあえず、冷遇されていても必要な能力を持っていれば雇用は確保されそうです。 続きを読む

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