
子どもは公立に預けるな!
今、「中学受験」が激化している。本書では、子どもに中学受験を「させるか、させないか」悩んでいる親を対象に、公立中学、私立中学のメリット・デメリットを含め、「わが子にとって望ましい教育のあり方」を提言する。
今、「中学受験」が激化している。首都圏に住む小学6年生のうち6人に1人が、都内に限って言えば3人に1人が受験する状況だ。
そこで本書では、小学生以下の子どもを持ち、中学受験を「させるか、させないか」迷い、悩んでいる親を読者対象に、公立中学、私立中学の現状、またお受験のメリット・デメリット、そして、「教育格差」が危惧されるこれからの時代を見据えた「わが子にとって望ましい教育のあり方」を模索・提言する。
【目次】
第1章 公教育では基礎学力が育たない!
第2章 子どもたちを待ち受ける「競争社会」「知識社会」「学力社会」とは?
第3章 子どものメンタルヘルスを蝕む公教育
第4章 中学受験は子どもに何をもたらすか?
第5章 中高一貫校選びは、ここがポイント!
第6章 中学受験対策はどうするか?
第7章 中高一貫校に入ってからの勉強法
【著者プロフィール】
和田 秀樹
1960年大阪府生まれ、精神科医。東京大学医学部卒、東京大学付属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、日本初の心理学ビジネスのシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュートを設立し、代表に就任。国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)。一橋大学国際・公共政策大学院特任教授。一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済)。川崎幸病院精神科顧問。学校法人成城学園理事。老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)、集団精神療法学を専門とする。。著書多数。「緑鉄受験指導ゼミナール」代表。