
おすすめのポイント
精神科医・評論家として活躍し、『医学部の大罪』『東大の大罪』などで鋭くメスを入れる著者が、薬をめぐる医師の実態や本音を一般の人によく知ってもらうことで、単に薬が毒とかいう以前の話を展開し、医者と向う際に賢い患者になってもらおうというもの
●”薬は毒””薬で金儲け”という以前の大問題!
「薬漬け医療」の裏側で、
患者には薬を出しても、
自分では飲まない医者の存在がある。
これは「薬は毒だから飲まない」
「どうせ医者は処方するだけ儲かるから」
といったことだけで語られがちである。
だが本当は、臨床・研究・教育を司る医学部、
検査基準を作る厚生労働省、
新薬を開発する製薬会社といった
薬漬け医療を生み出す現行の制度、
さらには患者に薬を出さねばという強迫観念といった
医者を取り巻く環境がそうさせているのだ。
一方で、医者は職業がら
患者や老人の死と向き合う機会が多いことから、
「薬を飲んでまで長生きしたくない」
「自分や家族には飲ませたくない」
と内心思っている
薬嫌いの医者も多いのも事実である。
本書は老人医療に関わり
多くの患者の実態を知る著者が、
医者の多くがあまり語りたがらない
「薬を飲まない本当の理由」から
日本の薬漬け医療の実態を明かすもの。
■目次:序 章 患者が知らない”薬大国ニッポン”の裏事情
第1章 患者には薬を出しても、自分じゃ飲まない医者の実態
第2章 本当は総合的な診療ができないニッポンの医者たち
第3章 “処方すれば儲かる”はウソ!「薬漬け」になる本当の理由
第4章 医学部と製薬会社が作った「正常値」神話の大罪
第5章 医者が教えない薬との上手な距離の置き方
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