人と比べない生き方
劣等感を力に変える処方箋
人と比べること自体は悪くない。
むしろその比べ方のほうが問題!
人はついつい他人と比較し、
優越感や劣等感を抱くなどして、
心の中で大なり小なり幸不幸を味わっている。
比べることは人間の普遍的な心理であり、
比べずに社会の中で生きていくのはほぼ不可能。
問題があるとしたら、
むしろその比べ方にあるのである。
本書は、嫉妬や羨望、不安などに苛まれる現代人が、
比べることをいかに成長や発達への力の源としていくかを、
アドラーやコフートの理論にもふれつつ探っていくもの。
■目次:
序章 幼いころから人と比べてばかりいませんか
第一章 対人関係の中での優越性
第二章 劣等感・コンプレックスとは何か
第三章 長所ばかり見る人、短所ばかり見る人
第四章 アドラーに学ぶ劣等感を力に変える方法
第五章 世の中に完璧な人はいない
第六章 他人とうまくやっていくための処方箋
終章 今日からコンプレックスから卒業できる!