発売日 2009年12月16日(水)

教科書では教えてくれない日本の名作

著者名:出口 汪(著者)

¥760(税別)

ISBN:
978-4-7973-5719-6
サイズ:
CAE53444-4A6D-43A5-80D8-648CFE5F9CB1
ページ数:
272
付録・付属:
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著者紹介

著者・出口 汪

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  • 作家の本音はすべて文章に書かれている!

    5.0
    ミネルバ

    著者は大学受験現代文の参考書にこう記している。「すべての答えは本文の中にある」と。本書は書かれた作品を通じ、作者の本音を探ろうとする推理小説も顔負けのとてつもなくスリリングな本である。ただ表層を読み、それで読んだ気になっていた作品の裏に隠された作家の真実が、書かれたもの(作品)を手掛かりに少しずつ露わになっていく。そのゾクゾクする快感は正に推理小説以上だ。例えば芥川の「地獄変」。著者のリードに従って読み解いていくと、今まで目に触れることのなかった本当の地獄が見えてくる。心の底から震え上がる。そして、本書を読んだあなたは、きっと今まで読んだ文学作品を再読したくなる。そして、そこにあまりにも人間的な作家の隠れた顔(本音)を見つけることになる。本書は本当の、そして禁断の読書へと誘う悪魔の書かもしれない。

  • 5.0
    杜の塾長

    この本で得たヒントに動機づけられ、絶妙に文学へアプローチされることで、改めて名作に近づける人がかなり増えるのではないかと思います。固い、難しい、と敬遠されがちな名作文学に対する固定観念を覆し、皆を文学の世界へわかりやすく導いてくれる一冊です。これまでの先入観によって、敬遠していたり興味がなかったりという人も、本書の導きによって気軽に文学に触れることができるので、力んで解釈しようとしなくてもスムーズに物語の深淵に達することができる…。そういう意味では、一瞥すると対話形式のライトな解説書ですが、実は、名作文学精解のための「ハイテク指南書」ともいえます。特に、名作文学に対する基礎知識や理解が乏しく、食わず嫌いでこれまで腰が引けていた高校生や中学生にとっては、読解攻略のガイドブック、いや、絶大な「武器」になるかもしれません。 さらにもうひとつ。高校や中学の国語の先生にとって、この本は、生徒のモチベーションを飛躍的にアップさせる「天の声」になり得ます。興味のない生徒も思わず引き付けられてしまう「指導のネタ」が満載です。

  • なぜ新書で女子高生が質問者役なのか疑問

    2.0
    tebukurio

    説明はいいんですよ。名作をどんな風に読めばいいのかわかりやすい。女子高生が質問者となって勧めていく展開なのですが、この女子高生がなんとも昭和的な感じで違和感ありまくりなんです。この違和感が「おじさんが頑張って考えた女子高生」って感じが透けて見えて痛々しく感じてしまいます。同じ著者の他の本ではOLさんとかが質問者役になっていてそちらは不自然さは感じなかったので、その設定でもう一度書いてほしいです。新書を読む層ならそちらのほうがいいと思うんだけどなあ。

すべての10レビューを表示

  • ばりぼー

    超カリスマ予備校講師が紹介する「日本の名作を10倍面白く読む方法」。教科書に採録されながら、一部の抜粋であるために十分な解釈が不可能な夏目漱石「こころ」や、内容が「個性的」過ぎて到底教科書に採用されない芥川龍之介「地獄変」、谷崎潤一郎「春琴抄」、川端康成「伊豆の踊子」、太宰治「女の決闘」、三島由紀夫「憂国」の全6編を俎上にのせ、素材の良さを損なうことなく巧みに捌いてくれています。なかでも、「地獄変」の「奈落には己の娘が待っている」の解釈には、正直目から鱗。自分も先入観に凝り固まっていました、反省。 続きを読む

  • navyblue

    女子高校生「あいか」さんと先生の対話形式ですすむ、近代文学の6作品の解説。「こころ」における襖の役割が興味深かった。文学を読むときにどんなところに注目していったらいいのか、解説を読みながら勉強になる。谷崎潤一郎の「春琴抄」をはじめ、この本を読んだら、教科書でしか知らない近代文学の魅力に気がつくだろう。高校生はもちろん、大人にもおすすめしたい。 続きを読む

  • もなか

    読もう読もうと思いつつ、なんとなく難しそうで手が出ない名著たちを著者と学生との対話形式で紹介する。とても平易。疑問を感じる解釈もあったが、普段とは違う角度から作品を眺めている点は面白い。作品の引用も多く、未読である物語の文体や特徴などを知ることができたのも良かった。次は紹介された名著(?)を実際に読むことを始めよう。今度こそ。 続きを読む

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