坂本龍馬の「私の履歴書」
天国の坂本龍馬が振り返る、激動の幕末、そして波乱万丈な生涯!
多くの日本人に自信と勇気を与えた、自由闊達な男の魅力に迫る。
尊敬する人に「坂本龍馬」を挙げる人は多い。龍馬はなかなかのやり手で、自由闊達な魅力的人物であることは確かだが、いっぽうで司馬遼太郎の『竜馬がゆく』をはじめとした歴史小説や、大河ドラマ『龍馬伝』などの空想話を史実と混同し、誤った龍馬像が定着してしまった現実もある。そこで本書では、切れ味の鋭い歴史論評で知られる著者が、あの世にいる坂本龍馬になりきって、その波乱万丈な生涯と、幕末というどろどろとした激動の時代を改めて振り返る。
■著者紹介
八幡和郎(やわたかずお)
著者略歴: 昭和26年9月24日滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部卒。フランス国立行政学院(ENA)留学。国土庁長官官房参事官、通商産業省大臣官房情報管理課長などを歴任後、現在、作家・評論家としてテレビなどでも活躍中。徳島文理大学大学院教授。主要著書に『江戸三〇〇藩 最後の藩主』(光文社新書)、『歴代総理の通信簿』(PHP新書)、『歴代知事 三〇〇人』(光文社新書)、『47都道府県の関ヶ原』(講談社+α新書)など著書多数。弊社からもソフトバンク新書『本当は恐ろしい江戸時代』『本当は偉くない? 歴史人物』を刊行。