発売日 2010年10月15日(金)

断罪のイクシード -白き魔女は放課後とともに-

著者名:海空りく(著者) 純 珪一(イラスト)

¥620(税別)

ISBN:
978-4-7973-6227-5
サイズ:
文庫
ページ数:
328
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・海空りく

イラスト・純 珪一

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  • 自分を追い込む少女と、彼女に手を伸ばす少年

    4.0
    くまくま

     高校生の藤間大和は悪夢を見た。自分が黒犬に食い千切られ殺されるリアルな夢を。友人の雨森穂波にそんな話を話しながら行った教室で、人形の様に美しい転校生・東雲静馬に出会う。だが彼女は、他人とのコミュニケーションを真っ向から拒絶していた。 彼女と再会したのは夜。日課のトレーニングを行っていた大和は、本当に黒犬に殺されかけてしまう。絶体絶命の彼を助けたのが東雲静馬だった。彼女は魔術を使い、悪魔と一人戦っているらしい。悪魔という存在は、大和の古い記憶を刺激する。彼の剣の師匠である神原天童が戦った存在と、彼が残した一振りの日本刀、式刀・破錠、そして塞ぎ込んだ自分の姿を。 心中から突き動かされるものがあり、静馬に協力を申し出る大和なのだが、すげなく断られてしまう。一体彼女が抱えるものとは何なのか、そして大和は彼女を救うことが出来るのか? 第2回GA文庫大賞優秀賞受賞作とのことなのだが、応募作品としては異例だと思われることに、作中に登場する伏線が多く回収されないままに残される。大概、応募作品は一巻完結で構成するものだと思い込んでいたので、意外だった。もともと続巻を予定して書かれているのだろうか?もしそうではないならば、印象ベースで半数以上の伏線が残されたままというのは、いかにも不親切という気がする。 主人公を取り巻くクラスメイトたちも多く登場するのだが、静馬から突き放されたところから始まるので、心理的に近づくまでのプロセスが必要だったり、静馬の事情を描写したりするのに紙幅を割かれるので、クラスメイトにまでは手が回らなかった様に思われる。イラストにも登場しているのに、本文中での扱いが軽いというギャップが物足りなかった。 全体的に色々と裏設定を盛り込み、設定が複雑になっている様なので、紙幅との関係で消化不良の感が否めない。今回でメインキャラの関係は出来上がったので、2巻以降ではスッキリとストーリーを展開させられると思うので、そこに期待したいと思う。

  • がのたん

    第2回GA文庫大賞優秀賞作品という事もあり安心して読める半面、全体的にどこかで見聞きした事のあるような作品。魔術・錬金術・異能等々、正直なところ新しさは感じられないので★4つ。戦闘描写も比較的淡白で、状況解説程度となっている。もっとも、この戦闘描写は淡白ながら状況を的確に掴み取れるため、その部分に対しては逆に良いとも思える。今回は一つの事件が解決したものの、伏線が数多く残されており続きが気になる。とりあえず続編は読みたいと思える作品といえるだろう。なお、GAマガジン Vol.4 (SOFTBANK MOOK)に1巻直後の短編文庫がオマケで付いている。ヒロインの過去の一部を垣間見ることができるため、この作品を気に入ったのなら短編集も手に入れて欲しいと思う。

すべての5レビューを表示

  • KEI

    購入。うわー、アカン!見事にハマった!!どこからどう見ても中二で、二番三番煎じも十分承知。しかし、この作品と、何より純さんのイラストとの親和性が高かったからか脳内でキャラが動くこと動くこと。正直、バイアスがかなりかかっているのは認めるが、とても楽しめた。伏線もしっかり張られてるし、この巻でのキャラ同士の関わり(ヒロインとクラスメイト+主人公の妹)の糊代も十分残っている。これは次巻も間違いなく買う。 続きを読む

  • かめ吉

    現在アニメ化もしている「落第騎士の英雄譚」を書いた海空りくさんのデビュー作。全体的に話がよくまとまっていて、かなり満足な一冊でした。キャラ同士の掛け合いとギャグがいい具合にマッチしていて笑えたし、特にドラクエネタはツボでした!機会があれば次巻も読んでみたいです。 続きを読む

  • 空箱零士

    ★★★★ 普通に大型新人と呼んで差し支えのない実力はあると思うけど、ところどころ若書が先行して鼻につく部分は出る。これだけ書けるなら先行作品との既視感とかはどうでもいいけど、変なテンション入って作風以上にハイな言い回しが過ぎてる部分は悪目立ちする。でも文句をつけたいのはそれくらいで、雰囲気の出し方や掛け合いの妙はこの時点で並の新人をぶっちぎってます。静馬の罵倒芸や妹のヤンデレ芸も大変素晴らしく「こういう私が好きなんでしょう?」には素直にやられました。禁書目録とかのノリが嫌いでなければ買って損はしないはず。 続きを読む

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