発売日 2018年12月06日(木)

発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち

著者名:本田秀夫(著者)

¥800(税別)

ISBN:
978-4-7973-9832-8
サイズ:
新書/1色
ページ数:
224
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・本田秀夫

本田秀夫(ほんだひでお)

◎信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長・診療教授
特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事
精神科医師。医学博士。1988年、東京大学医学部医学科を卒業。東京大学附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院を経て、横浜市総合リハビリテーションセンターで20年にわたり発達障害の臨床と研究に従事。発達障害に関する学術論文多数。英国で発行されている自閉症の学術専門誌『Autism』の編集委員。2011年、山梨県立こころの発達総合支援センターの初代所長に就任。2014年より現職。日本自閉症協会理事、日本児童青年精神医学会代議員。
◎2013年刊の『自閉症スペクトラム』(小社刊)は12刷5万部のロングセラー。

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  • 発達障害の疑問に答えてくれる真打ち登場☆

    5.0
    おんぼこ

    「発達ナビ」で紹介されているのを見て、読んでみました。すごく勉強になりました!私は発達障害児を持つ母親です。子どもは「自閉スペクラム症」の診断を受けています。この本で紹介している「こだわりが強い」「対人関係は苦手」という特性があります。(一方で、落ち着きがなく「多動」なので、私は最初、ADHDだと思い込んでいました)でも、特性には重複があるということなんですね。先のレビューで、自閉スペクトラム症の診断基準は、「通常の会話のやりとりができない」「身振りの理解やその使用の欠陥」などと述べられていますが、そんなにわかりやすい発達障害のケースはまれなように感じます…。(この本で、発達の特性には「強弱」があると述べていて、なるほど、と思えました)うちの子(診断が出ている)も、療育教室で見るほかのお子さんも、「通常の会話のやりとり」はできる部分もあり、ちょっとできない部分もあり……だからこそ悩みが深いともいえます。自閉スペクトラム症の解説本などで知ったとおりの行動をしないですし…。また、診断基準どおりではないから、この子は発達障害ではなくて、できないのは「努力の問題」…なんて切り捨てられる懸念を、問題提起しているのではないでしょうか?この本では、特性には「重複」も「強弱」もあって、だからこそ、発達障害はわかりにくいこと。「ちょっとAS(自閉スペクトラム)」で「ちょっとADH(注意欠如・多動)」という状態(「症」がつかないような障害が弱い状態))だと診断されない場合があり、でも、特性はあるから、生活に不全感や生きづらさを抱えているという話もしています。いずれにせよ、うちの子は「対人関係よりもこだわりを優先する」だけで、「ただ人と違っているだけなんだ」と思えるようになったこと(能力が劣っているわけでも、機能が欠損しているわけでもなく)。遊び方や交流のスタイルが、一般の人(多数派)と違って、「ただ少数派なだけ」というのは、目からウロコでした。

  • 1.0
    ASD児の家族

  • 発達には「強弱」や「重複」があるし、発達障害はただ「少数派」なだけなのか!?

    5.0
    "shinonobu"

すべての20レビューを表示

  • 鈴木松司(すたんど)

    【1回目】他著を読んでからのあとまわしでよかったかもしれない。「生きづらさ」を呼び込む発達の諸特性については論じられているが、私が知りたかった、「なぜこれが『疾病』として扱われ、『薬物治療』の対象となるのか」については書かれていなかった。始めからそうと知っていたら、先に読むことはなかったと思うが、知り合いにはそう診断されている人がいるので、何とかして理解できないものかと思っている。 続きを読む

  • niisun

    子どもが療育に通っているので、“発達障害”に関係する本は色々読むものの、今一つピンと来ないものが多かったのですが、この本は非常に参考になりました。ASやADHなどの発達障害の特性の重複については、他の本でも指摘されていますが、この本では、“発達障害かもしれない人たち”、“ふつうとはどう違うのか”という、多くの人が持つであろう疑問に、具体例を挙げながら、平易な言葉で解説されているのが良かったです。また、本人や周囲の人がやるべき“環境調整”も、もう少し突っ込んで書いてほしい感じはあったものの参考になりました。 続きを読む

  • くりこ

    発達障害という言葉が広く認知されるようになったのはいいけれど、その知られ方がどうにもネガティヴで違和感を感じている。私たちが生きる社会はみんなと同じように常識的に生きられないと、あいつはおかしいと排除されがち。「あいつは発達障害だから」という言葉は「普通じゃないからダメ」というニュアンスで語られることが多い。発達の特性は「普通」と地続きなのだということを知って欲しい。診断されていようとグレーであろうと、特性を知って、認め、フォローしあえる社会であって欲しいし、そうできる自分でありたい。 続きを読む

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