「アニメの作品世界で出版された専門書籍」というテーマで作品に登場したメカに鋭く切り込む人気のマスターファイルシリーズ。今回は『超時空要塞マクロス』に登場した可変戦闘機VF-1Sと、伝説のパイロット、ロイ・フォッカーをフィーチャーします。
来たるべき星間戦争に備え人類が生み出した史上初の実用可変戦闘機VF-1バルキリー。このVF-1を扱うヴァリアブルファイター・マスターファイル(VFMF)はすでに過去何冊も出版されてきましたが、本書では再検証によりさらに詳細にVF-1のメカニズムやシステムについて解き明かします。
またマクロスの地球帰還航海に際し、スカル大隊を率いて活躍したロイ・フォッカーのキャラクターをあらためて検証。彼の生い立ちや生き方、パイロットの技倆や隊長としての資質を分析し、かつ結果として彼の愛機となったVF-1Sがどのような特殊な能力を持った機体であったのかを併せて解説します。
VF-1を初の“実用”可変戦闘機たらしめた機構とはなんだったのか? そのためにフォッカー少佐と、ロイ・フォッカー・スペシャルが果たした重要な役割とは?
また今回のVFMFでは、VF-1が統合軍の中でどのような戦力として位置づけられ、既存または新規に確立した運用システムに組み込まれていたのかも掘り下げます。QF-3000Eゴースト、キャッツアイ、F-14++など周辺のユニットとの関係なども総合的に解説。
VF-1バルキリーとマクロス世界の新たな知見をひらく専門書籍、堂々の刊行!
ライトな作品ファンからマニアなメカファンまで楽しめる一冊です!