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現代史は地理から学べ

宮路秀作:著者

地理的視点で世界情勢が見えてくる!

地理的視点で世界を眺めると浮かび上がる
ニュースでは報じられない世界各国の思惑、世界情勢の現在と未来とは?

本書では、宗教・民族・経済・政治など、
現代史のトピックを地理的視点で読み解いていきます。

序章 なぜ「地理」から歴史を学ぶのか?
第1章 現代史の「要衝」を地理学で考える
第2章 現代史の「宗教」「民族」を地理学で考える
第3章 現代史の「経済」「政治」を地理学で考える

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2023年8月5日(土)
  • ISBN:978-4-8156-1733-2
  • サイズ:新書
  • ページ数:256
  • 付録:-
  • ▶歴史には「解釈」があるが、地理には「事実」がある
    ▶「地政学」と「地理学」は同じ学問?
    ▶地球上を「引き」で見たり「寄り」で見たりする学問
    ・練習問題1――地理でわかる「地震多発地域」はどこ?
    ・練習問題2――メキシコシティの大気汚染を深刻化させている地理的条件とは?
    ・練習問題3――メキシコとトルコの共通点は何?
    ▶地理学は「万能」ではない
    ▶地理学は「知識の獲得手段」である

  • ▶台湾――なぜ中国は、「何としても台湾が欲しい」のか?
    ▶ウクライナ――ロシアが侵略した理由は1つではない
    ▶パナマ運河――運河は「海上の要衝」である
    ▶ラオス、ミャンマー、パキスタン――着々と進む中国の野望
    ▶スロベニア――EU東方拡大の急先鋒がロシアを焦らせる
    ▶オーストリア――スイスに並ぶ永世中立国は、なぜ「要衝」なのか?

  • ▶ユダヤ人とアラブ人――終わりの見えない争い
    ▶イスラエル――ヨルダン国交樹立にまつわる「背に腹は代えられない事情」とは?
    ▶中国とウイグル――文化を剥奪されてきた人々の間で高まる独立志向
    ▶アルメニアとアゼルバイジャン――宗教の違いが生んだ仁義なき戦い
    ▶アフガニスタン――「国ガチャ」の残酷さをもっとも物語る国
    ▶セルビアとコソボ――バルカン半島の複雑な歴史を地理学で理解する
    ▶カシミール――印パ因縁の戦いの最後の舞台
    ▶イラクとアメリカ――中東とアメリカ、泥沼の歴史の源流
    …など

  • ▶サンノゼ――世界一のイノベーション都市になったのは「たまたま」ではない
    ▶ブラジル――中国14億人の大豆需要が新たな経済成長をもたらすか?
    ▶フィジー――サトウキビ生産がもたらした民族問題
    ▶チュニジア――「ジャスミン革命」のきっかけは「食糧不安」だった?
    ▶ASEAN――「反共」で結ばれた経済同盟の現在
    ▶EPA――経済同盟も一つ見誤れば、国家の危機を招きかねない
    ▶ナイジェリア――民族間対立に外国が介入した理由は「石油利権」
    …など

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