SBクリエイティブ

捨てられる教師

石川一郎:著者

AIに駆逐される教師、生き残る教師

AIに淘汰されないために、いま教師ができること

ChatGPTや画像生成AIなど、生成AIのムーブメントは高まり続けています。その盛り上がりや影響力は、もれなく教育界にも到来し、「教員のためのChatGPT研修会」を銘打ったイベントが実施されているほどです。
また、各学校ではAIを活用したカリキュラム進行や授業など、オリジナルの教育スタイルが目下模索されています。
「聞けばChatGPTが何でも教えてくれる」
「自力でやらなくてもハイクオリティのアウトプットが手に入る」
「先生の授業より、AIと触れ合っている方が有益な時間かもしれない」
そんな今、生き残れる教師と、淘汰されてしまう教師、さらにはその違いや教育のあるべき姿とは、どのようなものなのでしょうか?
本書は、実践的な教育者による、AIでゆらぐ教育界・教員に関する疑問や不安への答え、かつ提言集でもある1冊です。

《このような方にオススメ!》
・自身の仕事のあり方や、今後について考えを深めたい教育関係者
・わが子とAIの向き合い方について知りたい親御さん
・これから教育サービスに参入していく予定の民間企業、ビジネスパーソン

はじめに──2040年、「捨てられる教師」と「生き残る教師」

1章好機か脅威か? 教育現場のAI──今、「教育の本質」が問われている
2章これからの「教師」はどうあるべきか──「捨てられる教師」「生き残る教師」の境目とは
3章これからの「授業」はどうあるべきか──一方的に知識を授ける授業は、もう通用しない
4章これからの「学校」はどうあるべきか──「新時代の学び舎」の理想像を描き出す

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2023年12月7日(木)
  • ISBN:978-4-8156-2296-1
  • サイズ:新書
  • ページ数:208
  • 付録:-
  • ・生成AIを「禁止」とする前に考えるべきこと
    ・「問い」をもって生成AIを使いこなせる人材を育てる
    ・生成AIを授業に使うアイデア

  • ・日本の学校教育に変化を求める「3つの事実」
    ・教育のプロセスは「ブルーム・タキソノミー」で考える
    ・新時代は、この2タイプの教師が活躍する
    ・こういう教師は「オワコン化」する
    ・思考の回り道をよしとする
    ・最新ツールの「食わず嫌い」をやめる
    ・なぜ、あなたの授業は「つまらない」のか
    ・学ぶ動機を与えられる教師こそ、いい教師
    ・ただ「もっと楽しい人」「楽しめる人」になればいい
    ・教師は「指導者」から「ファシリテーター」へ …ほか

  • ・「探究」の時間が子どもの創造性を養う
    ・子どもを苦しめる「夏休みの宿題」は、もうやめよう
    ・生徒の「学びに向かう心」をコーチングする
    ・「読み書きそろばん」から「読み書きそろばん+テクノロジー」へ
    ・考える力を伸ばす「探究」の授業の組み立て方
    ・「シンキングツール」を活用して「考え方」を教える
    ・授業でデジタルツールを活用する
    ・教養という「思考の種」を蒔く

  • ・「大学全入時代」の高等教育の設計図
    ・初等・中等教育は「6・3・3」制ではダメだ
    ・「知的好奇心」の芽を摘んではいけない
    ・「日本の学校教師は忙しすぎる」問題をどうするか
    ・今こそ、真に「得意を伸ばす教育」を実装する
    ・学校は「社会ぐるみの共同プロジェクト」である
    ・学校は、生徒が「生き方」を考える最初の教場

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