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20歳の自分に教えたい経済のきほん

池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ:著者

・そもそもお金ってなに?
・銀行の役割は?
・資本主義と社会主義の違いは?
知らないではすまされない「お金と世の中のしくみ」

・「デジタル通貨」「仮想通貨」「電子マネー」の違いは?
・アメリカの銀行が次々破綻している理由は?
・中国は社会主義なのか? 資本主義なのか?
・1980年代と2020年代の「1ドル=150円」は同じなのか? 違うのか?……など、経済のいまのニュースを起点に、社会人としてこれだけは知っておきたい「お金と世の中のしくみ」をわかりやすく解説する本。
「そもそもお金って?」「銀行の役割は?」「株って?」「資本主義と社会主義の違いは?」など、大人になったら今さら恥ずかしくて聞けない経済のきほん中のきほんについて、池上さんがとことん答えます。
素朴な質問から、経済のしくみが見えてくる!
仮想通貨やデジタル通貨などお金移り変わりや、日本の新しい経済の形についても、池上さんと一緒に考える1冊。

1章 新しいお金のかたち
――「塩」から「デジタル通過」へ。お金の移り変わり
・日本のキャッシュレス化は遅れている!?
・そもそもお金にはなぜ価値があるのか!?
・デジタル通貨、仮想通貨、電子マネーの違いは?
・仮想通貨はこうして誕生した!
・仮想通貨がお金として通用するのはなぜ?……など

2章 銀行は絶対安全なのか?
――アメリカで銀行が次々と破綻している理由
・アメリカで大手銀行3行が相次いで破綻
・そもそも銀行って何だろう?
・銀行が破綻するってどういうこと?
・預かったお金で銀行は何をしているの?
・「デジタル・バンク・ラン」の恐ろしさ……など

3章 資本主義って何? 社会主義って何?
――中国独自の「社会主義市場経済」とは?
・自由にお金儲けができる経済の仕組み
・株式会社の始まりは東インド会社
・「資本主義」はネガティブな言葉だった!
・社会主義のデメリットは経済の停滞と貧困
・社会主義だけど経済発展した中国の謎……など

4章 世界的値上がりの原因
――世界の経済活動が活発になっている
・物価高に苦しむ日本と世界
・2021年から22年にかけての物価上昇
・原油が高くなるとモノが値上がりする
・円が安くなるとモノが値上がりする
・なぜ円安になったのか?……など

5章 なぜ景気は良くならないのか?
――1980年代と2020年代の「1ドル=150円」はどう違う?
・昔は1ドル=360円だった!
・円安・円高の基準、あなたは知っていますか?
・そもそも景気がいい状態とは?
・好景気とは、「お金の流れ」が良くなること
・景気の良し悪しは、川の流れに喩えるとよくわかる!!……など

6章 日本が目指す新しい経済のかたちとは?
――めざせ! 成長と分配の好循環
・どうやって世の中にお金が回っている?
・お金の回るスピードが速いと景気がいい
・政府の財政政策、その効果は?
・日銀の金融政策でお金の量を増やした!
・「インフレ」「デフレ」って何?
・NISAやiDeCoの仕組みを確認!!
・気の持ち方が景気に影響する!?……など

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2024年3月7日(木)
  • ISBN:978-4-8156-2309-8
  • サイズ:新書
  • ページ数:212
  • 付録:-
  • ・日本のキャッシュレス化は遅れている!?
    ・急速にキャッシュレス化が進んだケニア
    ・そもそもお金にはなぜ価値があるのか!?
    ・お金が生まれる前は物々交換
    ・金貨・銀貨の誕生。国が発行して高い信用を得る
    ・クレジットカードはどうやって誕生した?
    ・地域通貨が生まれた背景は?
    ・デジタル通貨、仮想通貨、電子マネーの違いは?
    ・仮想通貨はこうして誕生した!
    ・仮想通貨がお金として通用するのはなぜ? …など

  • ・アメリカで大手銀行3行が相次いで破綻
    ・そもそも銀行って何だろう?
    ・銀行が破綻するってどういうこと?
    ・預かったお金で銀行は何をしているの?
    ・デジタル化で預金のリスクが高まっている!
    ・「デジタル・バンク・ラン」の恐ろしさ
    ・過去に日本で起きた信用金庫の危機
    ・銀行の経営破綻で私たちにどんな影響がある?
    ・預金はどこまで保護されるのか?
    ・銀行で一番大事なのは信用

  • ・自由にお金儲けができる経済の仕組み
    ・株式会社の始まりは東インド会社
    ・「資本主義」はネガティブな言葉だった!
    ・社会主義のデメリットは経済の停滞と貧困
    ・社会主義だけど経済発展した中国の謎
    ・経済特区を設けて一気に経済発展!
    ・輸出が拡大した背景に、中国流のお金の操作
    ・「一帯一路」とは何だろう?
    ・返済できない国にも高い金利で融資
    ・「共同富裕」で経済に悪影響が及ぶ? …など

  • ・物価高に苦しむ日本と世界
    ・2021年から22年にかけての物価上昇
    ・原油が高くなるとモノが値上がりする
    ・円が安くなるとモノが値上がりする
    ・なぜ円安になったのか?
    ・天候が思わしくないとモノが値上がりする
    ・海外の小麦を日本政府が買い付ける理由
    ・経済活動の復活で港が大渋滞
    ・SDGsが値上がりの原因に
    ・バイオ燃料はいいことばかりではない …など

  • ・昔は1ドル=360円だった!
    ・円安・円高の基準、あなたは知っていますか?
    ・そもそも景気がいい状態とは?
    ・好景気とは、「お金の流れ」が良くなること
    ・景気の良し悪しは、川の流れに喩えるとよくわかる!!
    ・企業がたくさんお金を貯め込んでいる
    ・コロナ禍で打撃を受けた業種、アップした業種
    ・個人が貯め込んだタンス預金は106兆円!?

  • ・どうやって世の中にお金が回っている?
    ・お金の回るスピードが速いと景気がいい
    ・政府の財政政策、その効果は?
    ・日銀の金融政策でお金の量を増やした!
    ・「インフレ」「デフレ」って何?
    ・「悪いインフレ」が起きている
    ・低金利なのになぜ景気は良くならないのか?
    ・日本銀行が金融緩和の一部修正に動く
    ・「成長と分配の好循環」でデフレ脱却へ
    ・給料を増やすと法人税が安くなる! …など

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ

■池上彰
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。
さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。1994年4月から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。わかりやすく丁寧な解説に子どもだけでなく大人まで幅広い人気を得る。
2005年3月、NHK退職を機にフリーランスのジャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活動。
2016年4月から、名城大学教授、東京工業大学特命教授など、6大学で教鞭を執る。
おもな著書に『伝える力』シリーズ(PHPビジネス新書)、『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズ(角川SSC新書)、『なんのために学ぶのか』『20歳の自分に教えたいお金のきほん』『20歳の自分に教えたい現代史のきほん』『20歳の自分に教えたい地政学のきほん』『第三次世界大戦 日本はこうなる』『世界インフレ 日本はこうなる』(SB新書)など、ベストセラー多数。

■番組紹介
最近大きな話題となっているニュースの数々、そして今さら「知らない」とは恥ずかしくて言えないニュースの数々を池上彰が基礎から分かりやすく解説します!ニュースに詳しい方も、普段はニュースなんて見ない、という方も「そうだったのか!」という発見が生まれます。土曜の夜はニュースについて、家族そろって学んでみませんか?

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