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会話で差がつく大人の上級語彙

宮崎哲弥:著者

思考力、言語化力、表現力を磨くワンランク上の言葉250

その一言に知性が宿る

上級語彙とは、一般的な語彙よりも一段階深い意味やニュアンスを持ち、文学作品や議論、専門分野などで使われることの多い言葉です。本書では、これらの言葉を、家族・恋人・友人・職場などの日常的な対話の中で自然に使えるよう、リアルな会話例と共に丁寧に解説します。
たとえば「暮れ泥む」「口幅ったい」「逡巡」「噴飯」「紐帯」「赤裸々」など、馴染みの薄い言葉も、ほぼ全てにルビをふり、意味・ニュアンス・使う場面・誤用例まで徹底的にフォロー。一般的な語彙を一歩越えた「上級語彙」を使うことで、感情や状況をより精密に表現し、思考力や人間関係力も磨くことができます。
読んだその場から語彙力、言語化力、表現力がアップし、会話や自己表現に自信が持てるようになります。日々の小さなやり取りから仕事の場面、親しい人との対話まで、日本語の可能性を広げたい方、豊かな語彙を身につけたい方に最適。知的満足と実用性を兼ね備えた、語彙力向上の決定版です。

序 論 語彙を増やすことは、世界の解像度を上げること
第1章 恋する気持ちがタユんじゃった――内面の動きを表現する35語①
第2章 最初の結婚は半年でサテツしたわ――生きていると遭遇する出来事、直面する事態を表す35語
第3章 あなたにミモヨモナク恋い焦がれてたから――人の行為の様子やその結果を示す36語
第4章 次のオウセが待ち遠しい――物事の性質、状態を簡潔に伝える36語
第5章 またオザナリの優しい言葉でごまかすのね――行為を端的、簡潔に表す41語
第6章 雨の日は相合傘にシクなしね――事態、感情、能力などの性質を伝える40語
第7章 もうボーガ! うっとり夢心地!――内面の動きを表現する27語②

定価:1,155円(本体1,050円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2026年3月7日(土)
  • ISBN:978-4-8156-3827-6
  • サイズ:新書
  • ページ数:296
  • 付録:-
  • 語彙を増やすということは、世界に対する認識の解像度を上げるということに他ならない。単に「泣いている」としか認識できなかった人と、段階ごとに「嘆息している」「涕泣している」「嗚咽している」「慟哭している」と認識した人とでは、状況の見え方が違う。

  • [001]ほうし【放恣/放肆】
    [002]てらう【衒う】
    [003]てらいのない【衒いのない】
    [004]くれなずむ【暮れ泥む】
    [005]なずむ【泥む/滞む】
    [006]こうでい【拘泥】
    [007]あたら【可惜】
    [008]おしむらくは【惜しむらくは】
    [009]たゆむ【弛む】
    [010]うむ【倦む】 …など

  • [036]しっこく【桎梏】
    [037]さてつ【蹉跌】
    [038]きぐう【奇遇】
    [039]たまさか【偶さか】
    [040]くしき【奇しき】
    [041]くしくも【奇しくも】
    [042]きえん【機縁】
    [043]いっさいならず【一再ならず】
    [044]しっしょう【失笑】
    [045]しつねん【失念】 …など

  • [071]きゅうへい【旧弊】
    [072]どうもく【瞠目】
    [073]かつもく【刮目】
    [074]ちしつ【知悉】
    [075]ふえん【敷衍】
    [076]そうさい【相殺】
    [077]しょうさつ【笑殺】
    [078]ちょうたんそく【長嘆息/長歎息】
    [079]ちょうたん【長嘆/長歎】
    [080]かぶりをふる【頭を振る】 …など

  • [107]おうせ【逢瀬】
    [108]きぬぎぬ【後朝】
    [109]たんてき【端的】
    [110]さらとい【更問い】
    [111]ねどい【根問い】
    [112]まどお【間遠】
    [113]しょくげん【食言】
    [114]げんをはむ【言を食む】
    [115]おおぎょう【大仰/大形】
    [116]所在無い【しょざいない】 …など

  • [143]しょき【所期】
    [144]しょき【庶幾】
    [145]あららげる【荒らげる】
    [146]いたみいる【痛み入る】
    [147]なをはせる【名を馳せる】
    [148]はせる【馳せる】
    [149]な・にし・おう【名にし負う】
    [150]おとにきく【音に聞く】
    [151]わるびれる【悪怯れる】
    [152]おくする【臆する】 …など

  • [184]べして【別して】
    [185]ざんじ【暫時】
    [186]ところせし【所狭し】
    [187]いちせいめん【一生面】
    [188]しんせいめん【新生面】
    [189]しゃだつ【洒脱】
    [190]しょうしゃ【瀟洒】
    [191]しゃぜん【洒然】
    [192]しくはない【如くは無い】
    [193]しくなし【如く無し】 …など

  • [224]じしつ【自失】
    [225]ぼうが【忘我】
    [226]ほうしん【放心】
    [227]むしんする【無心する】
    [228]ゆきなやむ【行き悩む】
    [229]しょくぼう【嘱望/属望】
    [230]さだめし【定めし】
    [231]いをつよくする【意を強くする】
    [232]いわずもがな【言わずもがな】
    [233]めはしをきかす【目端を利かす】 …など

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著者紹介

著者・宮崎哲弥

宮崎哲弥(みやざき・てつや)
1962年、福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部社会学科卒業。テレビ、ラジオ、雑誌などで、政治哲学、生命倫理、仏教論、サブカルチャー分析を主軸とした評論活動を行う。著書に『仏教論争――「縁起」から本質を問う』(ちくま新書)、『ごまかさない仏教――仏・法・僧から問い直す』(新潮選書、佐々木閑氏との共著)、『知的唯仏論』(新潮文庫、呉智英氏との共著)、『教養としての上級語彙――知的人生のための500語』(新潮選書)など多数。

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