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家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?

高木幸一:著者 / YuzuKi:イラスト

「そこ、部屋を裸とか下着で歩かないっ! 先輩を誘惑しないでっ!」

天涯孤独となった高校生、黒川真は、なぜか4姉妹と住むことに――。
小説家の長女、「きみは生理的にOK」と、クールな高校生の次女、元気いっぱいで、真になついてくる小学生の四女、そして――。

「あ、あのっ! あ、あたし……、黒川先輩のことが……好きです」
「君にはふさわしくないよ。俺は」

中学の卒業式に告白をお断りした後輩が三女だった!?
真面目で堅物な後輩、姫芽は同居に対してツンツン。真の方も一緒に住むことに気まずさを感じる(ですよねー)。

誘惑の多い同居生活と過去の恋。甘く、もどかしい青春ラブコメ開幕!

定価:704円(本体640円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2020年5月14日(木)
  • ISBN:978-4-8156-0524-7
  • サイズ:文庫
  • ページ数:320
  • 付録:-
  • ■草原宙子(くさはら そらこ)

    「……君は、君のことを分かるのは、君だけだと思っているのかね」

    草原家の長女で家長の25歳独身。
    小説家。
    おおざっぱで豪放磊落、脳天気なスタンス。

  • ■草原波月(くさはら はづき)

    「なんでって。お風呂入るからだけど。羞恥心? あるからブラはつけてるしスカートもはいてるでしょうが」

    16歳の高校生の次女。
    レトロゲー好き。
    クール系な性格、スタンスで主人公の同居にも動じていない。

  • ■草原姫芽(くさはら ひめ)

    「はあ!? 男!? いくら気が動転してても、先輩以外の男の人になんて抱きつくわけないじゃないですかっ!! ――――――ち、違……」

    14歳の中学二年生の三女。
    四姉妹では一番、真面目で堅物。
    主人公の中学時代の後輩。かつて主人公が好きで告白したことがある。

  • ■草原美星(くさはら みほし)

    「シンクンもいっしょに遊ぼーよ! ――YO!」

    11歳の小学五年生の四女。
    明るく元気な性格。
    主人公の真によくなついている。

  • ■黒川真(くろかわ しん)

    「人に好きになってもらえるような資格は……。そんな価値のあるようなヤツじゃないんだよ。俺は」

    高校生一年生。両親が死に、偏屈な祖父に育てられた。
    家事ができる、料理が得意。
    「食事を作る住み込みバイト」として草原家にいることに。
    中学卒業時、同じ文芸部だった後輩の姫芽に告白された時、自分にはふさわしくないと断ってしまった過去がある。

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著者紹介

「俺はまだ恋に落ちていない」にてGA文庫大賞よりデビュー。
「放課後四重奏」「天壌穿つ神魔の剣」いずれもGA文庫より。

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