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僕らは星のかけら

マーカス・チャウン:著者 / 糸川 洋:訳

原子をつくった魔法の炉を探して

好奇心を持った原子=人間は、いかにして自分たちの身体を構成する原子の起源を発見したのか? 本書は、手に汗握る科学推理小説として、宇宙論を身近な場所に引き寄せて解説する。科学者達の、原子と星の謎解き物語として、宇宙の歴史を俯瞰できる最高の一冊!

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2005年9月26日(月)
  • ISBN:4-7973-3244-1
  • サイズ:文庫
  • ページ数:448
  • 付録:-

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著者紹介

2005年は、世界物理年。アインシュタインの奇跡の年から100年が経ったという意味で、世界的に制定された物理の年です。若い人の理科離れが叫ばれて久しい昨今、こんな機会にこそ、良質の一般科学読み物で科学への興味をよみがえらせるべく、弊社でも何かしら貢献したいという思いから、本書の文庫化に取り組むことになりました。著者のマーカス・チャウン氏は、本書の前著”Afterglow of Creation”(創造の残照)という本で、1994年のGlaxo Wellcome ABSWサイエンスライター大賞を受賞しています。本書では、人間を含め、地上のすべての物質を構成する”原子”という存在の発祥に注目し、科学者達がいかにして、宇宙の歴史を紐解いてきたかを概観できるよう、SFを凌ぐ面白さで科学史・宇宙論を展開します。私たちは単なる比喩ではなく、文字どおり「星のかけら」であり、身体の中にはビッグバンから超新星爆発にいたる宇宙の歴史が刻まれているのです。文庫というポケットサイズで廉価になりますので、中学・高校・大学生など、広く多くの方々に手にしていただきたい科学読み物です。

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