発売日 2016年01月21日(木)

永遠の始まり Ⅰ

著者名:ケン・フォレット(著者) 戸田裕之(訳) 藤田新策(イラスト)

¥880(税別)

ISBN:
978-4-7973-7742-2
サイズ:
文庫
ページ数:
544
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・ケン・フォレット

訳・戸田裕之

イラスト・藤田新策

【著者】ケン・フォレット Ken Follett
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、同書はアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞した。1989年に発表した『大聖堂』は全世界で2000万部以上を売り上げ、18年後に刊行された続編『大聖堂―果てしなき世界』も大きな話題を呼んだ。壮大なスケールで激動の20世紀を描いた本書「百年三部作」は、フォレット畢生の大作として世界的ベストセラーとなった。

【訳者】戸田裕之(とだ・ひろゆき)
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。訳書に『大聖堂』『巨人たちの落日』ケン・フォレット(ともにSB文庫)、『裁きの鐘は』ジェフリー・アーチャー、『魂をなくした男』ブライアン・フリーマントル(ともに新潮文庫)。他多数。

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  • 本作は、三部作の前二作を読み直してから挑戦すべし

    5.0
    mikiok

     二十世紀を描く全三部作、「巨人たちの落日」、「凍てつく世界」に続く最後の作品ということで国内での発売を長らく期待していた。前の二作を読み終えた後、年月が過ぎ、登場人物の性格、社会的位置付けの記憶が薄れているため、本作を読む前、勇気を奮いたてもう一度前作を読んでから一挙に本作に突入した。 結果的にこれは上手くいったと思う。何故なら、本作に登場する人物の多くは、前二作の登場人物の二世代目、三世代目の後裔で構成され、ひっきりなしに彼らの両親、祖父母の引用が出てくる。前二作を読んでいない読者、読んだとしても記憶が薄れている読者には、この部分の背景がわからないか鬱陶しいと感ずるのではないか?逆に、前世代の家族が生きた時代と彼らの生きざまを知れば、本作の世代の登場人物に対する感情移入は加速する。 本作で扱うテーマは、第二次世界大戦後の史実を描いている。東西ベルリンを隔てる壁、キューバ危機、ケネディ暗殺、アメリカ公民権運動など、ここわずか半世紀間の有名な史実を読者の眼前に生々しく再現してくれる。 ケン・フォレットの小説家としての上手さは、この歴史のうねりを生々しく読者に提供する手法にあると感じた。それは三部作を通して登場する家族の末裔を、歴史上の実在したキーパーソンの身近に配置させるところにある。ロシア赤軍情報部の高官、フルシチョフの補佐官、ロバート・ケネディ司法長官の補佐官、マーティン・ルーサ・キングの側近、ジョン・F・ケネディの愛人等々、これらの実在した歴史上の著名人の側近者として本三部作の家族の末裔、あるいは身近な知人を割り当てる。その割り振りはフィクションといえども少し乱暴すぎないかと不安に思うところもあるが、読み進めれば、眼前に歴史のうねりが逆巻き、現場にいるような臨場感を高める効果がある。 ロバート・ゼメキス監督のフォレスト・ガンプという映画でトム・ハンクス演ずるガンプが実写のケネディ大統領と握手する合成場面があった。ケン・フォレットは同じ手法を小説の世界で多用している。その魔術にはまる度合いは、三部作を通して通奏低音のごとく登場する家族の生きざまに関する記憶の量に比例すると言えるだろう。

  • 4.0
    グランブルー

    100年3部作の最終章。今度はレディモードたちの孫の世代が、活躍する現代に舞台を移す。やっと私が知っている時代に成って、この人の虚実の織り交ぜた世界の書き方が、少し分かった。前回の2作は、第一次と第二次大戦が舞台だったので、どこからが事実で、どこからがフィクションかわからなかった。しかし、今回は、ベルリンの壁の誕生とか、キューバ危機における米ソの核戦争の危機や、キング牧師の黒人解放運動など、私が知っている歴史が背景に成って、重要なポストに就いた各国の主人公の孫の物語なので、なるほどこういうふうに虚実を織り交ぜているのだなというのがわかって、面白い。特にケネディの好色なセックス依存症みたいなプレイボーイは、いろいろな書物やドラマでかたられている。クリントンもそうだが、アメリカ大統領の伝統みたい。ソ連のフルッショフの野暮天とは大違い。貧乏なキューバのカストロなんかとも違う。だけれども残念なのはアジアの人が一人もいないのがきになる。あくまでも欧米中心の史観にたっているから仕方ないが、今度は、アジアの人を主人公にした100年3部作を書いて欲しい。相変わらず、出だしの書き方はうまく、なんか催眠術にかかったみたいに物語の世界に入っていけるのは、大聖堂以来変わっていない。

  • 第3世代

    3.0
    ミノタウルス

    待ち焦がれてました。WWI,WW II, cold warと世代が進み、これが3部作のラストなのだそうです。世代を経るにつれ登場人物がだんだん小粒になっていくような・・・・・。ロシア人たちの場面が一番わくわくします。イギリス、東ドイツはすでにゲームから脱落して作者も描写に苦労したのではないかと思います。

すべての7レビューを表示

  • KAZOO

    「巨人たちの落日」(3巻)「凍てつく世界」(4巻)に続く100年物語の第三部(4巻)です。今までの物語を今回は比較的現実に近い物語となっています。ケネディ暗殺や冷戦など世界の出来事を絡めながらその中で生きる人びとの生き様を描いています。読み甲斐があります。話はそれますがSB文庫は本当に良心的ですね。600ページ前後の本を出してくれるのですが、これから読もうと持っている新潮社のクリフトン年代記、講談社のゴダードの1919年物などは分冊化しています。どうももうけ主義の感じです。アメリカは1冊を日本は2冊。 続きを読む

  • starbro

    ケン・フォレットは、「針の眼」以来、30年以上に渡って読み続けている作家です。最新作は全4巻、2,300Pの超大作です。激動の冷戦時代を舞台に、ヨーロッパ、ソ連、アメリカ、キューバ世界各地で動き始める大河ドラマ、堂々の幕開けです!ケネディ大統領、フルシチョフ第一書記、キング牧師、カストロ議長、フーバー長官等、実在の人物も躍動しています。Ⅰ巻は一気読みしました。トータルの感想は全巻読了後に。 続きを読む

  • のぶ

    全4巻、2300ページの第一巻。過去に「巨人たちの落日」「凍てつく世界」と大作を読んでいるので、多分時間をかけず読めると思うけど・・。1巻の舞台は60年代前半のケネディ政権の時代。東西冷戦やキューバ危機の大きな時代の流れを背景にした、アメリカ、ベルリン、ソ連での若者を中心としたドラマ。まだ1巻を読む限りだが、一つの大河小説なので大きなサプライズもなくディテールにさほど気を使うことなく読みやすい。この先もこんな感じだと思う。本作は比較的近い時代が舞台なので親しみやすく先が楽しみだ。 続きを読む

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