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大聖堂-果てしなき世界(上)

ケン・フォレット:著者 / 戸田裕之:訳

14世紀のイングランド、キングズブリッジ。騎士の息子でありながら建築職人となったマーティンは、老朽化した伝説の大聖堂を復旧し、イングランドでいちばん高い塔の建設を決意するが……幾多の人々が織り成す波乱万丈、壮大な物語。

全米ベストセラー第1位

全世界が待っていた!
1500万部のベストセラー『大聖堂』続編

いつか、イングランドでいちばん高い建物を建てる――大きな夢を抱く建築職人のマーティンは、その才能に嫉妬した元親方の策略によって破門され、細々と生計を立てていた。一方、彼の恋人で富裕な羊毛商人の娘カリスは衰退する羊毛市を救うため、老朽化した橋の修復計画に奔走する
そんな折り、町の橋が崩壊して多数の死者が!
全世界で1500万部のベストセラーとなった『大聖堂』から18年、世界中をふたたび熱狂させた続編が登場。
世界27カ国で出版決定。

■著者からのコメント
『大聖堂』の続編を多くのみなさんから待望されていたにもかかわらず、私はこの作品を書きはじめるのをためらいました。『大聖堂』をそこまで愛してくださったという事実が、私が神経質になった理由の一つです。果たして同じぐらいみなさんを楽しませられる作品をものせるだろうかという不安を拭い切れなかったのです。(略)
『大聖堂』を上梓して18年後のいま、私はその答えを見つけたのではないかと考えています。(略)あなた方が私と同じぐらい、この作品を愛してくださることを祈るばかりです。
ケン・フォレット(『大聖堂―果てしなき世界』上巻収録「序文」より抜粋)

■著者
ケン・フォレット Ken Follet
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表。同書は、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞、ベストセラー作家としての地歩を築いた。その後も『大聖堂』や『レベッカへの鍵』など、発表する作品はすべてベストセラーとなっている。1989年に発表された『大聖堂』(ソフトバンク文庫)は、全世界で1500万部以上のセールスを記録、著作のなかでもっとも売れた作品となった。本書は、18年後に発表された『大聖堂』の続編にあたり、初登場で全米ベストセラー第1位を獲得。発売後1年あまりで世界で350万部の売り上げを記録、世界27カ国で出版が決定するなど大きな話題となっている。
■訳者
戸田裕之(とだ・ひろゆき)
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒業。主な訳書に『針の眼』ケン・フォレット(東京創元社)、『ネームドロッパー』ブライアン・フリーマントル(ともに新潮社)、『雪の狼』グレン・ミード(二見書房)。他多数。

定価:1,045円(本体950円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2009年3月13日(金)
  • ISBN:978-4-7973-4623-7
  • サイズ:文庫
  • ページ数:672
  • 付録:-

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